ほんのむし

読書はみんなのサプリ

これからの人生に悩みが尽きなくて辛い方へ、この本がおすすめ。

そもそも何で働いているのか、働く必要ってあるんだろうか。
そんな根源的な疑問を持ったときに読むべき本を紹介しましょう。

 

『就活のバカヤロー』

就活のバカヤロー (光文社新書)

著・石渡嶺司・大沢仁
就職活動についての実態を企業の人事や大学の教職に、就活中の大学生などに徹底取材したレポートです。その過程で嫌悪感と倦怠感を抱いたおかしな点を指摘する本です。
私は納豆のように粘り強い人間ですと例文で出回ってる決まり文句を連呼する大学生、就活の早期化で授業の邪魔をするなと企業に叫びながらも就職実績をやたらと気にしまくる大学、
営業のことをコンサルティング営業と言い換えてまで人材を獲得しようとするブラック企業などさまざまな立場の人が登場します。
この状況に就職活動は大いなる茶番劇だと苦言を呈しています。

 

『ゆるく考えよう』

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂)

著・ちきりん
目標は低く持ちましょう、人生は早めに諦めよう、退屈な時間を楽しもう、大半の保険は不要、成長したいだけではダメ、人脈作りは多分無意味ですなどなど含蓄のある言葉が並んでいます。
早期退職をし、働かない生活を謳歌している著者によるストレスレスで楽しく生きるための極意を描いた指南書です。
これを読むと月並みな人生観がひっくり返ります。真面目にコツコツ頑張っても報われず未来に希望が持てないという人はうつ病になる前に読んでほしい本です。
少なくとも会社を辞める=逃げるではないことなんだと気づくはずです。

 

『民子』

民子

著・浅田次郎
ちゃぶ台に座る飼い猫、民子は売れない作家の唯一の読者でした。ようやく原稿が売れ始めた頃、彼女は行方をくらませてしまいます。
ある寒い日の夜、民子はボロボロの体で帰ってきます、作家にあることを告げるために。
浅田次郎の実話を元に書かれたフォトストーリーブックです。恋人たちの顔を忘れても民子の顔は忘れられない!このセリフはジーンときますね。
何度読んでも暖かな気持ちにさせてくれます。仕事に夢中になっていると、とかく周りが見えてないことがあります。この本は良い教訓になるでしょう。

 

要は自分が何をしたいかが大事だということです。
世間体や、かっこ悪いからなんて意味付けは何の意味もないよということが分かる本です。

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