今回おすすめさせていただく書籍は、「株式投資の未来」という本です。ペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授のジェレミー・シーゲル氏によって書かれた書籍で、株式投資家にとってのバイブルと呼ばれています。
大学生になりたての方、アルバイトを始めて自由になるお金が多少増えてくると、"企業の株に投資してみようかな"なんていう気持ちが出てくるのではないでしょうか。
どんな本か
社会人になってまとまったお金が貯蓄できるようになってきた方も、資産運用の一環として株式投資への興味を持ち始める頃かもしれません。
こんなとき、"見切り発車でとりあえず成長しそうな企業の株を買ってみる"という選択も、経験を積むという意味では悪い選択肢ではありません。投資の世界でも、やはり"経験を積む"という行為は大切です。
しかし、株式投資への興味を持たれた方は、まずこの「株式投資の未来」という本へ目を通されることをおすすめします。
ここがおすすめ
この書籍では、多くの人が誤解している「成長の罠」の正体を暴いています。
一般に、成長する企業の株を買うことで投資家は利益を得られると考えがちですが、実は"成長している企業への投資は期待しているほどの利益をもたらさない"ということをこの本では説いています。ジェレミー・シーゲル氏の持つ膨大な研究結果に基づいて「成長の罠」を説明しているため、"成長している企業への投資は期待しているほどの利益をもたらさない"という結論に対して、まさに目から鱗が落ちたような感覚を覚えます。
どんな投資をすべきか
では、いったいどんな企業に投資すべきなのでしょうか。
ジェレミー・シーゲル氏は「株式投資の未来」の中で、その答えも用意しています。
株式投資未経験の方、見切り発車で投資を始める前にこの書籍を手に取ってみてください。投資では経験が大切だと言われても、必死で貯めたお金を無駄にしてしまうのは後悔してしまいますからね。
「株式投資の未来」があなたの資産運用を有意義なものにするのに、きっと役に立つはずです。