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【落語 小説 おすすめ】落語で思いっきり笑おう。落語がテーマのおすすめ本。

笑うことは健康にもストレス解消にももってこい!誰かを傷つけることなく、身近な題材をテーマにした笑い、それが落語。日本古来の庶民の笑いです。温かい笑いの世界に身をゆだねたい、落語は好きだけどなかなか寄席に行けないという方も、手軽に読める落語の本でお腹の底から大笑いしてみませんか?

 

「ま・く・ら」

 

ま・く・ら (講談社文庫)

(講談社文庫) 柳家 小三治・作
 枕とは落語に入る前の導入の小噺のこと。小三治師匠のまくらをそのまま味わえる一冊です。なんてことのない日常生活も滑稽話が得意な小三治師匠の手にかかれば面白くてしょうがない!飄々としてどこかシニカルな視点、好奇心旺盛な性格。どのまくらも面白くてクスクス笑えます。平凡な日常も視点を変えればこんなに面白いのかと日常の滑稽話を探したくなりますよ。お気に召した方は、続編の「もひとつ ま・く・ら」もどうぞ。

 

「落語とは、俺である。―立川談志 唯一無二の講義録―」

落語とは、俺である。―立川談志 唯一無二の講義録―

立川 談志・作
 ネットでの授業をまとめたもの。最後の講義録が活字でよみがえります。破天荒で型破りな談志師匠の生きざま自体面白いのに、落語について、人間について、芸術について語られた本が面白くないわけがありません。「落語とは人間の業の肯定である」禁欲的な世の中からふっと肩の力を抜いてくれる言葉だと思いませんか?

 

「芝浜: 落語小説集」

芝浜: 落語小説集

山本 一力・作
 時代小説の第一人者である著者が落語の世界を描きました。人情噺として有名な「芝浜」「井戸の茶碗」「百年目」「抜け雀」「中村仲蔵」を収録しています。寄席に行く前の予習として、落語の世界観を覗いてみたい方におすすめです。人の温かさにじんとくる、そんな小噺です。

 

どれも何度読んでも思わず吹き出してしまう本です。くれぐれも電車の中で読むのは要注意!落語の世界を味わったら、是非寄席に行って本物の語りを聞いてみてくださいね。文章とは違った魅力や語り手によって表現が異なることも落語ならではでの醍醐味です。

 

 

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