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【色占い 紫】紫色が好きな方におすすめの本【色占い×本】

 自分の好きな色、直観で選んだ色で性格や深層心理が分かるといわれている色占い。気になる色を身に着けると運気アップというウワサも。

紫色が好きな方の特徴

 紫色は優美を象徴する色で、妖艶さ、幻想、神秘、霊的なイメージがあり、昔は紫色の染料をつくることが難しかったことから高貴な身分の方が身にまとう色として知られています。紫色が好きな方は、才能あふれる芸術家タイプの人が多いといわれています。

クリエイティブな仕事に取り組んでいる方、個性をアピールしたいときに身につけると良いともいわれています。今回は、紫色のような想像力を高めくれる本を紹介いたします。

 

花のベッドでひるねして

花のベッドでひるねして (幻冬舎文庫)

 よしもと ばなな(著) (幻冬舎文庫)
小さな田舎町を舞台にした生と死をみつめるエッセイのような温かい小説。お父様が亡くなられたときに書かれた作品だそうです。悲しみからそっと救ってくれるようなきらきらとした温かな何かに包み込まれるような癒しの世界。

スピリチュアルで自然の一部として生きていくことを容認してくれ、肩の力が抜ける神秘的な世界観です。

 

マノン・レスコー

マノン・レスコー (光文社古典新訳文庫)

 アントワーヌ・フランソワ プレヴォ (著) (光文社古典新訳文庫) 
妖艶な女性といえばマノン・レスコー。その美しさゆえ、男の人生をも狂わす悪女マノン。そんなマノンに恋をした貴族のシュヴァリエは放蕩生活に明け暮れ、賭博や詐欺を繰り返してまで愛を捧げますが、マノンはいとも簡単に裏切りを繰り返します。

自由、享楽、愛をテーマにしたフランスの古典作品。高揚感あふれる新訳でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

ラテンアメリカ怪談集

ラテンアメリカ怪談集 (河出文庫)

 H・L・ボルヘス他 (著) (河出文庫) 
 ラテンアメリカ文学の幻想小説や、怪奇小説、魔術や宗教などをテーマにした夢幻の世界観を味わえる作品集。マジックリアリズムの不思議な世界観を堪能できます。1990年初版で出版されたものが2017年に復刊しました。幻想小説が好きな方、ラテンアメリカ文学入門書としてもコレクションしておきたい一冊です。

日本の怪談とは異なり、怖い話というよりは奇妙な物語といった印象で、その中でも世界の揺らぎや美しさが表現されているのが素晴らしいです。泉鏡花が好きな方にもおすすめ。

 

 日常の世界から幻想の世界に入り込むと、いつもの生活自体が揺らいでいくような奇妙な心地良さに酔いしれることができます。心の扉を開いてくれるような想像力がかきたてられる本です。

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