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【神様のいない日曜日】ファンタジー小説「神様のいない日曜日」シリーズが今面白い。

私がオススメする本は入江君人さんのライトノベル「神様のいない日曜日」です。富士見書房で発売されており、ジャンルはファンタジーです。
このシリーズは全9巻で構成されています。その中で第1巻、2巻、3巻の紹介をまとめさせていただきます。

 

神さまのいない日曜日 文庫 全9巻完結セット (ファンタジア文庫)

 

第1巻

まず第1巻、この物語のあらすじから。
物語が始まる15年前、神様は世界を捨てたといわれました。人は生まれなくなり、死者は死ななくなりました。死者は心臓が止まっていますが、年を取らず、疲れを知らない存在になりました。
そのような絶望に彩られた世界で死者に安らぎを与える唯一の存在”墓守”。
この物語の主人公・アイも墓守の一人です。アイはシリーズを通して様々な人と出会い別れて、成長していきます。
第1巻の物語では、47個の墓を掘っていたアイ。
村に帰れば優しい村人たちに囲まれて楽しい1日が暮れていきます。だけどその日は何かが違った。銀色の髪、紅玉の瞳。凄まじい美貌の、人食い玩具(ハンプニーハンバード)と名乗る少年に出会います。その日、アイは運命に出会います。
この話の見どころは、死者たちが生者と変わらずに生活する独特の世界観です。
ハンプニーハンバードとアイの意外な関係性も面白かったです。

 

 

神さまのいない日曜日 文庫 全9巻完結セット (ファンタジア文庫)

第2巻

第2巻は、世界を救う夢を見て旅に出た墓守・アイ。彼女に同行する傷持ち(スカー)、ユリーらが主な登場人物です。
物語の初め、眠らされていた少年「キリコ」と出会った一行は彼の暮らす百万都市オルタス、世界最大の「死者の国」へ向かいます。
この話の見どころは、キリコが守る<死者の姫>の秘密です。登場から謎の多いキャラクターですので、予想しながら読み進めるのも楽しいと思います。

 


第3巻

この物語は百万都市オルタスを出て、旅を続けるアイにユリーが思いがけない提案を持ち掛けます。「学校に、行かないか」
この話の見どころは新しい登場人物の「アリス・カラー」活躍です。後のシリーズでもアリスは活躍するので、今回の活躍を覚えておくとさらに楽しめるかもしれません。


いかがでしたでしょうか。
社会人の方や大学生の方にもおすすめです。ぜひ読んでみてください。

神さまのいない日曜日 文庫 全9巻完結セット (ファンタジア文庫)

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