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【工作 こども 本】モノづくりの原点、子供におすすめの工作本

我が国はモノづくり立国だ、なんて言われ方をすることがあります。
確かに製造業は日本の基幹産業になり、高度経済成長を支えたという事実があります。
しかし現代ではどちらかというと、その役目を終えたような空気になっていますが、まだまだ日本のモノづくりは廃れてはいないのですよ。
そんな精神を子供のころから養ってくれる本を紹介しましょう。

 

『引き出しの中の家』

 

引き出しの中の家 (ノベルズ・エクスプレス)

著・朽木祥
七重は、おもちゃ箱の引き出しを人形の家にして、部屋の中に手作りのものをならべました。カステラの箱で作ったベッド、マッチ箱のソファ、シャンパンの栓の金具でできたイス。糸まきを脚にしたテーブルに、紙粘土でつくった猫足のバスタブ。
こまごまとした小さなものを、ていねいに、ほんものそっくりに手作りしました。ある日、その小さな家の中に、とても小さい女の子がやってきました。それは、ひとさし指くらいの背たけの、「花明かり」とよばれる小さな人でした。

1960年代の七重のエピソードを下敷きに、現代を生きる5年生の少女・薫の物語が続きます。時と人をつなぐ古い家と、伝説の小人「花明かり」の物語が巧みな二重構造で綴られるファンタジーです。

 

『手づくりスライムの実験』

手づくりスライムの実験 (やさしい科学)

著・山本進一
ぐにゃりとした手ざわりで、両手で持って引っ張ると、クニューっと伸びるふしぎな物体、それがスライムです。スライムはおもちゃ屋さんで売っていますが、自分で作ることもできます。洗濯糊と、薬局で売っている「ホウ砂」を使います。
何人かで集まって一緒に材料を揃えると便利です。スライムに好きな色をつけたり、うつし絵をしたり、塩や酢をいれて変化を観察したり。自分でつくったスライムを使って、いろいろな実験をしてみましょう。
入手しやすいPVA(ポリビニルアルコール)洗濯糊とホウ砂を使って家庭でも作れるスライムを紹介しています。

 

『紙人形のぼうけん』

紙人形のぼうけん

著・マーガレット・マーヒー
サリーのおばあちゃんは、白い紙をおりたたみ、1番上に赤いフェルトペンで女の子の形を描きました。はさみで女の子を切りぬき、折った紙を広げると
まったく同じ形をした5人の女の子が手をつないで横1列に並びました。この5人は、ただの紙人形ではありません。ちゃんと口もきけるし、願い事もできます。人形は、風に乗っていろいろなところへ飛んでいきました。
さあ、どんな冒険が待っているのでしょう?
紙人形が、いろいろな人の手にわたり、顔や服を描き足されるうちに5人の性格が形作られる過程がおもしろいですよ。

 

基幹産業としての役目を終えたからといって、それが国内から消えてしまっても構わないということにはなりません。
大量生産という時代は過ぎても、少量品種、高機能製品の生産へとシフトしていく過程において
子供の頃から草の根モノづくり精神はやはり必要なものなのです。

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