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【怪談 本 小学生】小学校高学年向け、おすすめ怪談話

小学生も高学年になってくると親から進められた推薦図書などの枠を破って自分から好きな分野の本を読み漁るようになります。
なかには怪談物に興味を持つ子もいるでしょう。そんな人におすすめの本を3冊紹介します。

 

『まよわずいらっしゃい 七つの怪談』

まよわずいらっしゃい—七つの怪談 (偕成社ワンダーランド)

著・斉藤洋
ぼくが迷いこんでしまった大学の研究室では、怪談クラブの真っ最中でした。西戸助教授と大学生たちが、1話ずつ怪談をするのです。ぼくも頼まれて、学校のトイレに出る「むらさきばばあ」の話をしました。
トイレの壁からむらさき色の手が出て、追いかけてくるのです。大学生たちが語ったのは、天井から「こんばんは」と出てくる子どものお化けや、キツネの面を付けた不思議な子どもの話など。全部で7つの怪談には、どれも子どもが登場します。
1つの怪談が終わると、会員たちが感想や疑問などを話しあうのが興味深いですね。怖いとはどういうことか、死生観とはなど、従来の怪談集とは違い、踏み込んだ問いかけをしています。

 

『おとうさんがいっぱい』

おとうさんがいっぱい (新・名作の愛蔵版)

著・三田村信行
おとうさんから、今日は帰りが遅くなる、と電話がかかる。ええっ、そんなばかな。だって、おとうさんはもう家に帰っているじゃないか。そのとき玄関の戸があいて、もうひとり別のおとうさんが帰ってきた!もしもそんなことがおこったらどうする?
駅から家に帰るとき、ふと思いついていつもとちがう道を歩いてみたら、なんと自分の家が消えていた!もしもそんなことがおこったらどうする?なさそうでありそうな、こわい話が5つ。なんだか、ぞくっとしますよ。
子ども向けのホラーともいえる短編5話です。読み聞かせると、たんたんとした語り口がこわさを倍増させます。

 

『怪談 小泉八雲怪奇短編集』

怪談―小泉八雲怪奇短編集 (偕成社文庫)

著・小泉八雲
本当にこわい話を読んだときには、音も出ず、心の奥がしーんと静かになり、目がしびれて、背中がぞくぞくっと寒くなったりします。明治時代に日本にやってきたラフカディオ・ハーンは、こわい話が大好きな人でした。
日本や中国に伝わる古い怪談をたくさん集めては、自分なりに作りなおしました。日本が気に入ったハーンは、日本人と結婚し、名前も小泉八雲とあらためたのです。
この本には、八雲の怪談の中でもとくにこわい19の話が載っています。小学生向けに言葉遣いを平易にしているので小学生におすすめです。

 

西洋のお話のように血が飛び散ったり、ゾンビが襲ってきたりという迫力のある怖さではありませんが
ひしひしと心の奥底に迫るような恐ろしさがあります。

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