今回私がオススメする本は文春新書より出版されているイスラーム国の衝撃です。
既に4年ほど前の本であり、若干古い情報ですが、現在社会において圧倒的な影響を誇る悪魔のような組織であるイスラーム国についてわかりやすく説明されています。
大学生や社会人ならば、一般常識として知っておきたい情報がたくさん乗せられています。
イスラーム国の衝撃
既にイスラーム国は敗戦を重ねており、勢力も大きくそがれています。それでもなお全世界に絶大な影響を及ぼして、テロと戦争の脅威をバラマキ続けている本当に悪魔のような組織です。
そんな漫画やアニメ、物語の世界からやってきたかのような悪の組織が、どうしてこの現実世界に生まれたのか、いや生まれてしまったのか。それをわかりやすく解説してくれています。
イスラーム国のみならず、古くはアフガニスタン内戦や湾岸戦争、イラク戦争。近いところではアラブの春やシリア内戦などについても触れられており、それらすべての悪い要素、世界が目を背けていた部分が積み重なってイスラーム国が生まれたことを理解させてくれます。
イスラーム国とは何か
そしてイスラーム国の衝撃のタイトルの通り、イスラーム国という存在が如何に恐ろしくも異常な存在であるかをわかりやすく教えてくれます。
そして2014年の時点で考えられる最悪のパターン、イスラーム国が世界にどれだけ大きな影響を与えていくのかを予想しています。
この4年間でイスラーム国はありとあらゆるテロや戦争を世界に広めて、多くの人間を殺してきました。日本人が人質になったり、外国人が戦闘員として加入してヨーロッパへの脅威を振りまきました。それら実際の情報を考えながら、この本を読み、様々な予想と情報を知って、イスラーム国の世界への影響を再確認していく。
そんな答え合わせのような楽しみ方もできる一冊です。
最後に
イスラーム国の脅威は今もなお終わっていません。日本もその脅威にさらされているのです。それを知る為にも、この本を読むことをオススメします。