ハウツー本はちょっと買うのが恥ずかしい気もして、なかなか手が出ないこともあると思います。
ですが通販などが普及した今こそ、こっそり買って他人と差をつけるチャンスかも?そんな時にオススメの作品をご紹介します!
この人はなぜ自分の話ばかりするのか—こっそり他人の正体を読む法則
この人はなぜ自分の話ばかりするのか―こっそり他人の正体を読む法則
まず『この人はなぜ自分の話ばかりするのか—こっそり他人の正体を読む法則』著者は陪審コンサルタント、という特殊な仕事に就いている方。他者がする言動に対して自分の価値観のみで考えるのではなく、まずは様々な可能性を考えてみよう、というのが本書のテーマ。
人に感じるちょっとした違和感や腹立たしいことを多面的に捉えることの重要性を説いてくれます。
「美女と野獣」の野獣になる方法
作者は『夢をかなえるゾウ』などで有名な水野敬也さん。これはどうやったら男は女にモテるかという、あけっぴろげな理論をユーモアたっぷりに教示してくれる本でした。
それはとにかく笑けてしょうがないものから、本当にちょっと使えそうなものまで様々です。
ここに載っている法則を全部やれたら確かにモテる気も……しないかな?ですが本著の真髄は、人にどうやったら愛されるか、ではなく、「挑戦」に無駄なことなんてないことを教えてくれる所だと思います。
「モテ」という一見即物的に見えて敬遠されがちなものにさえ、挑戦する心意気は必須。全ての挑戦を全力で肯定してくれる作品でした。後半、筆者が彼女に言われた台詞で泣き崩れた体験談などには、ついホロリと涙が零れました。
絵はすぐに上手くならない
また絵を描く人にオススメなのは『絵はすぐに上手くならない』という作品。技術書、というよりは絵との向き合い方を再確認させてくれる本です。
自分が今どの位置にいるのか、どういう所が足りないのか、を客観的に考えるのに有用です。自分の絵の上手さを2パターンに分ける所など、思わず「なるほど、そうだったのか!」と唸ること間違いなし◎
読んで、さらに実践が出来るのがハウツー本の強み。全てを活用できずとも、得るものは多いはず!