今回紹介したい本は「風の歌を聴け」。村上春樹小説です。
村上春樹と聞くと難しいというイメージがある人がたくさんいるかもしれません。ただ文字通りに解釈すればいいのです。
特にこの「風の歌を聴け」は村上春樹のデビュー作で、当時の時代背景が美しくそしてリアルに飾ることなく表現されています。
「風の歌を聴け」
ノスタルジックでとても良い時代、ゆっくりと時間が流れ文化的な日々を過ごす主人公。自分が生きた時代でなくともどこか懐かしい感じがありました。時間がたくさんある大学生はもちろん社会人にも読んでほしい一冊です。価値観や物の考え方が私は変わりました。そして恋愛に悩む女の子にも読んで欲しいと思います。恋愛指南書ではありませんが、男性とはどういう生き物なのかわかるような気がします。男性目線で書かれているのでとても参考になると思います。
読んでみて
最後の読後感はとても不思議な現象が私には起こりました。
何度読んでもその現象が起こり、そんなことが起こったのはこの本を読んだのが最初で、この本にしか体験できないことだ思いました。
それは読んでからのお楽しみということで詳細は語りませんがいまだに不思議です。そういう意味でもオススメの本です。
こんな方におすすめ
私も社会人になってから村上春樹に出会いましたので遅すぎることはありません。老若男女問わずオススメします。
他にもノルウェーの森なども有名で、村上春樹作品はどれもオススメです。共感できる人できない人がいると思いますが一度でもいいので読んで見てほしいと思います。
大学生が主人公の作品も多く、大学生活を懐かしく感じる人もいるかもしれません。いろいろな意味でオススメしたい一冊です。エンタメ小説ではないのでストーリーが面白いとか期待はできませんが何か得るものは絶対にあると思います。
さいごに
ぜひそういう体験を本好きの方だからこそしてほしいと思います。風の歌を聴けは長編小説でもなく中編小説なので初心者にはぜひオススメの小説です。一度トライしてください。