ほんのむし

読書はみんなのサプリ

夢に向かって頑張る人へ。読んで欲しいおすすめ本。

叶えたい夢がある、そう決意して取り組んでみたものの
目標がかなり遠い場所にあることが判明して、決意が鈍ってきているという方はかなりいるのではないでしょうか。
そんな少し弱気になっている人のための本を紹介します。

 

『ブルーノート』

ブルー・ノート

著・タクマクニヒロ
空のブルー、海のブルー、ブルーってこんなに素敵な色だったんだと気付く穏やかに心に広がる本です。
25歳で会社を辞め独学でカメラマンへの道のりを歩んできた著者が、夢に向かって一歩踏み出せずまよえるあなたへ贈る心に響く写真集です。
著者は夢を叶えることとハワイに行くことは同じだと言います。大切なのはやろうと思ったらできると信じて、計画を立て実行することです。
そしてなれるかなから、なりたいからなるに変わった時、全てが動き出すということです。

 

『敗れざる者たち』

敗れざる者たち (文春文庫)

著・沢木耕太郎
クレイになれなかったボクシングカシアス内藤、3人の三塁手、難波昭二郎、長嶋茂雄、土屋正孝、自殺したマラソンの星円谷幸吉、競走馬イシノヒカルなどが登場人物です。
勝負の世界に青春のすべてをかけて、燃え尽きていった若者たちからなる6篇のノンフィクションです。
二十代前半でこれだけの取材をし、これだけの文章を書く若者がいることに驚かされます。
振り返りつつ自分が何て無力なことかと思いつつ、自分も自分のできることを精一杯やって行くべきなのだと気づかされる本です。
これから社会に出て行く大学生にオススメの本です。

 

『ほんまにオレはアホやろか』

 

ほんまにオレはアホやろか (講談社文庫)

著・水木しげる
超のつくマイペースで小学校は2時間目から登校、進学できる高校がなく無試験の高等学校に進み、卒業後は入社した会社に次々とクビになります。
戦争で片腕を亡くすも悲観的にならず、持ち前の明るさで希望をもって生き抜いてきた妖怪漫画の第一人者である、水木しげるのに自伝的エッセイです。
壮絶な体験をしていながらそれを笑い飛ばしている水木さんのたくましさに感動します。
とても笑える状況ではないのに、それをユーモラスに堂々と語る作者の強さに自分の悩みがちっぽけなものに思えてきます。
今壁にぶつかっている社会人の方にオススメの本です。

夢を実現するためには、気合を入れるということも大事ですが
ときには、水木氏のように飄々と流れにまかせてみるというのも手ですね。

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