ふわふわの毛並み、自由奔放な姿、ちょっとつれない態度と、たまに見せる甘えた仕草。ネコちゃんと暮らしたい方、既に愛猫ちゃんがいらっしゃる方におすすめのネコと暮らすことをテーマにした本を集めました。動画とは違う文章でのネコの魅力、どっぷりハマってみてください。
「ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。―絵本作家の森ぐらし」
ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。―絵本作家の森ぐらし (MOE BOOKS)
(MOE BOOKS) どい かや・作
絵本作家である著者のスローライフ絵本エッセイ。ネコと共存する生活、手作りのパンや森での生活。ネコの生態やそれぞれの個性、仕草など細かに書かれていて、ほっこりする一冊です。10匹のネコちゃんとの暮らし、お互いを詮索しない自然な生活スタイルに憧れます。ほわほわとしたイラストや手書きのコメントもとっても可愛らしい一冊です。
「猫語の教科書」
(ちくま文庫) ポール ギャリコ・作
ネコ視点からみた人間との生活への潜り込み方がユニークで面白い。犬派の人にも是非読んで欲しい一冊です。ネコ派の方からは「気づいたらネコに我が家をのっとられてしまっている!」という嬉しい悲鳴が聞こえてきそうな本。ネコの知的な一面や小悪魔のような可愛さにニヤニヤしちゃいます。ポール・ギャリコは「雪のひとひら」というネコが主人公の本も書いています。本作が気に入った方は、併せててどうぞ。
「猫と暮らしたプロヴァンス」
ピーター ゲザース・作
アメリカの人気バラエティを担当するTVマンである著者が南フランス・プロヴァンスで愛猫スコティッシュフォールドと暮らすエッセイ。人間のような振る舞いをして天才的な可愛らしいノートン。「パリに恋した猫」で全米でアイドル的人気を得たノートンの生活を覗き見ることができる続編です。プロヴァンスの自然とネコを愛する方にどうぞ。
従順で人間によくなつく犬とは違った魅力があるネコちゃん。その野性的な姿に翻弄されながらもついつい頬を緩めてしまいます。作者もネコちゃんが大好きなのでネコ好きの心をとらえて離さないような本ばかりです。