新社会人の方、社会人として活躍されている方の確認のために。ビジネスというと合理的なイメージを持ちますが、所詮、人と人との関係です。
プロジェクトの成功という一つの目標に向かって、協力し合いながら自分自身の人間力も高めていく。仕事と割り切るのではなく、人間性の成長過程にもビジネスマナーは必要です。
お互いが心地よく、不快に感じず毎日を過ごすために、ビジネスマナーを学んでみませんか?
イラッとされないビジネスマナー社会常識の正解
尾形 圭子(監修) (サンクチュアリ出版)
人材育成の教科書としてよく使用されている本です。
会社では教えてくれない「当たり前のこと」として扱われていること。上司は、同僚は、自分に何を求めているのか。
迅速な対応方法について基本的なマナーが掲載されています。敬語や席次、役割意識や自分で考えることについて「イラッとされない方法」が学べます。
品が伝わるオトナの言い方が身につく本
唐沢明(著) (ぱる出版)
敬語というとカチコチしていて事務的なマニュアル対応とみなされることもあります。
そんなときは、美しい大和ことばを使用してみてはいかがでしょうか。言い方ひとつで印象が変わる、丁寧だけど身近に感じることばの言い回しがたくさん掲載されています。大人が日常的に口にすることばは子どもたちも覚えているもの。身近にこんなことばを使っている大人がいることで自然に口にできるよう、会社員の方だけではなく、幅広い大人に読んでいただきたい本です。
宗教・国別対応国際ビジネスマナーハンドブック
国際ビジネス研究会 (編集) (インターメディア)
外資系の方にはこの本もおすすめ。
相手に不快な思いをさせないことがマナーの基本ですが、宗教や文化の差によってその基準は異なるものです。
イラストつきで宗教圏ごとに紹介されており、交通マナーや買い物の方法、食事、身振り手振りや贈り物についてまで掲載されています。グローバル化が進む中、様々な国の習慣を知ることは大切です。風習によって親近感がわき、より一層ビジネスが円滑に進むでしょう。
正式な場所に出かけることがめったにない事務職の方などは、いざというときに恥をかいてしまうことも。いざというときのために、日ごろからビジネスマナーについて学んでおくと、いざというときに役に立ちます。お手元に一冊、用意されてはいかがでしょうか。