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【母性 おすすめ 小説】「母性」とはなんだろう、読んで欲しい本。

女性に備わっている子どもを産み育てる資質である「母性」、子どもを無条件に愛するといったイメージがあります。女性だから、母になったからというだけでは母性はないと私は思っています。

現実的には自分の子どもを虐待する親もいるわけで、血がつながっているからこその愛なんて存在しないと思うのです。

もちろん、男性にも小さなものを守りたい「父性、庇護欲求」と呼ばれるものがあるそうですが、一般的に女性に求められる「母性」よりも能動的なイメージがあります。今回は、母になった方、母性ってなんだろうと思う方におすすめの本を紹介します。

 

「母性」

母性 (新潮文庫)

湊 かなえ・作
 母性神話が強い国で、ただ周りから認められたいがために子育てをする、無償の愛をそそいでいると思い込んでいる女性の恐怖。どこから歪んできたのか分からない、愛されることを知らなかった娘も同じ過ちを繰り返してしまう。母と娘の複雑な親子関係を皮切りに、役割としての「母性」を超えた一人間としての在り方が描かれています。

 

「ここに母あり―北野さき一代記」

ここに母あり―北野さき一代記

北野 さき・作
 ビートたけしのお母様が記したエッセイ。関東大震災、戦争、貧乏を経験しながらも、たくましく明るく前向きに子育てをされたそうです。たけしさんのお母さん大好きぶりは「菊次郎とさき」や映画でも垣間見れますが、お母様からの視点でみたたけしさんはまた一味違います。芸人をやるといったときも「人様に笑われる仕事なんて」と思ってらっしゃったそうです。教育をきちんとし、世界の北野を育てた逞しい母の姿がここにあります。

 

「八日目の蝉」

八日目の蝉 (中公文庫)

角田 光代・作
 不倫相手の赤ちゃんを誘拐してしまい育てる主人公。こう書くと何て自分勝手な!と思ってしまいそうですが、どんな形であれ愛情をもって共に時間を過ごしてきたことは紛れもない事実。記憶のない実の母親よりも誘拐犯を「母」として認識してしまうのは当然のこと。誰が悪いのか、何が正しいのか、そんな世間的に定義された幸せの形とは異なる「母性」が描かれています。映画版も観ましたが、ラストシーンは涙が止まりませんでした。

 

「母」という役割にとらわれず、ただ純粋に人を愛すること、無償の愛を抱ける相手と出会うことが本来の母性ではないかと思います。女として、母としてという視点から解放されると、また違ったものの見方ができると思います。

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