学生時代、当たり前のように作ってもらっていた“お弁当”。成長すればするほど、その有難みは身に沁みて解るのではないでしょうか。そんなあなたにおすすめしたいのが、親が子供のために愛情を込めて作ったお弁当をまとめた本です。どの本にも美味しそうなお弁当と、それにまつわる素敵なエピソードが載っていて、思わずホロリとしてしまいますよ。
461個の弁当は、親父と息子の男の約束。
一冊目は「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(渡辺俊美 著)。カリスマ的人気を誇るヒップホップバンド“TOKYO NO.1 SOUL SET”のメンバーである渡辺俊美氏が、高校に入学した愛息・登生くんに三年間作り続けた、手作り弁当の記録です。一度は高校受験に失敗した登生くん。翌春の再受験に挑み、無事に合格を掴み取ります。
そんな努力家の一人息子に、当時シングルファザーだった俊美氏が約束したのが、毎日のお弁当作り。高校三年間、ほぼ休まずに作り続けたお弁当の数は、実に461個! コツコツと楽しくお弁当を作り続けた著者の深い愛情には、思わず胸が熱くなってしまいますよ。
お弁父
二冊目は「お弁父」(和田率 著)。今や誰もがアカウントを持っているSNSアプリ『Instagram』。その中で著者は愛娘のために自作したお弁当をアップし、その抜群のセンスとユーモアたっぷりのコメントで話題を呼んでいました。それらの投稿を一冊にまとめたのが、こちらの本です。
実は、著者の和田氏の実母は『生きる放送事故』として有名な料理研究家・平野レミさん、実父は日本屈指のイラストレーター・和田誠さんなのです!ご自身も元CMプランナーとして数々の受賞歴を持つすごい人です。そんな人が作る手作りお弁当ってどんなものなんだろう、と興味が湧いてきませんか?ぜひこの本を手に取って、ご覧になってみて下さい。
手作り弁当は、ママから発達障害の娘へのラブレター
三冊目は「手作り弁当は、ママから発達障害の娘へのラブレター」(桜井奈々 著)。ブロガーである著者が自閉症スペクトラムと診断された娘さんのために作り、ブログにアップしていたお弁当を、一冊の書籍としてまとめたものです。
もっと娘が食べやすいように、と試行錯誤しながらお弁当を作り続けるエピソードは、同じ自閉症スペクトラムの家族を持つ方にもぜひ読んでいただきたいです。娘さん自身の特徴や特性を尊重したうえで作られるとっても美味しそうなお弁当は、まさに愛情そのものです。ぜひ読んでみて下さい。
以上が、私がおすすめする愛情たっぷりの手作り弁当と、それにまつわるエピソードが詰まった本です。親の立場からでも、子供の立場からでも、読んでいると思わずグッときてしまいますよ。日々のお弁当作りに行き詰った時にも、ぜひ読んでみることをおすすめします。
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