モードを極めるための本
奇抜というわけではない、むしろどちらかというと「定番」のアイテムなのに、着る人を選ぶモード。
ハイブランドで着飾ることで得られる満足感ではない。そんなちっぽけなプライドではなく、着る人そのものの魅力を引き立ててくれる、ある意味「邪魔をしない服」がモードと呼べるのではないでしょうか。
モードでいるためには、洋服に着られているようではダメ。
普段着のようにさりげなく、そして上質に着こなすためには自分のセンスを磨かなければいけません。
今回はモードを極めるための本をセレクトしました。ファッションに興味がある方はもちろん、オシャレな世界観に浸りたい方におすすめです。
ワンハンドレッド きれいな女性が持っているおしゃれアイテム100
ポケット版 ワンハンドレッド ~きれいな女性が持っているおしゃれアイテム100
ニーナ・ガルシア (著) (宝島社)
有名雑誌「マリクレール」のファッションディレクターによる大人の女性のための100アイテムを紹介。ハイブランドだけではなく、コンバースなどの日常使いできるものまで、ほとんど知っているアイテムもたくさん。
可愛らしいイラストとともに、そのアイテムが生まれた歴史や着こなしのセンスなどのトリビアもたくさん!
自分のスタイルを確立したい女性におすすめのファッションバイブルです。
オリーブ少女ライフ
山崎まどか (著) (河出書房新社)
80年代に大ヒットし、自分のためのおしゃれを追求した伝説の雑誌「オリーブ」。雑誌「エルジャボン」で活躍する文筆家がおくる表題作のほか、人気連作コラム「東京プリンセス」が収録されています。
オリーブ少女だった大人はもちろん、オリーブを知らない若い世代にもおしゃれの楽しさを届けてくれる本です。
グレース 〜ファッションが教えてくれたこと〜
グレース・コディントン (著) (スペースシャワーネットワーク)
イギリス版「ヴォーグ」のクリエイティブディレクターとして活躍したグレースのドラマティックな人生をたどった自伝。
映画「ファッションが教えてくれること」にも出演し、70代の現在も現役として活躍されています。
ファッションデザイナーやモデルさんなど有名人がたくさん登場するきらびやかな本。可愛らしい手書きのイラストからもグレースのセンスの良さをうかがうことができます。愛らしくお転婆な性格のグレースに、あなたもきっと夢中になってしまうでしょう。
同じ洋服でも着こなし方によって見え方が変わってくるから不思議なもの。
洋服に飲み込まれてしまいそうなときは自分磨きが必要かもしれません。
いくつになってもモードの心を忘れずにオシャレを楽しんでくださいね。