本の収納の仕方も千差万別で面白い
お友達や上司の家におよばれしたとき、失礼とは思っていてもついつい本棚をチラ見してしまうことはありませんか?
この人はどんな本を読んでいるんだろうということだけではなく、本の収納の仕方も千差万別で面白いもの!
古書店巡りが好きな方はもちろん、部屋に本があふれかえってどうしようと悩んでいる方にも手にとって欲しい本を紹介いたします。
絶景本棚
本の雑誌編集部 (編集) (本の雑誌社)
本好きにはたまならない天井までぎっしりつまった本棚、出版社別に分類された本、本棚に入れずに人形と飾られている本、床に乱雑に置かれた本たちなど、ひとつひとつの本棚にその人ならではのストーリーが想像できて、まさに「絶景」を味わえる本。紙の本ならではの息遣いが眺めているだけで聞こえてきそうな一冊。本を愛するすべての人へ。
まなの本棚
芦田 愛菜 (著) (小学館)
まるまるもりもり~♪と元気に歌って踊っていた天才子役の芦田愛菜ちゃんも中学三年生。本好きの聡明な少女に成長しました。
絵本から日本文学、海外文学まで1年で100冊を読むほどの自称活字中毒。手に取りやすい有名な本がたくさん掲載されているので、同学年の中高生はもちろん、本を読む機会がなかなかないという大人までおすすめです。
iPS細胞を発見した山中伸弥教授、作家の辻村深月さんとの対談も収録されています。
本で床は抜けるのか
西牟田 靖 (著) (中央公論新社)
本好きあるある。もし地震がきたらどうしよう、本だらけで床が抜けてしまわないだろうかと心配になることがありますよね。
そんな不安に襲われた著者が著名人をはじめ、床がぬけてリフォームをしたり電子化に切り替えたり、処分をした人や私設図書館を作った人などを取材したノンフィクション作品。
洋服や雑貨など他の物は簡単に捨てられるのに、本だけはどうしても片付けられないという人に本との付き合い方を教えてくれる一冊です。
知識がたくさん得られる本、そのときにしか出合えなかった本、もう一度年月を経て読み返したい本…本棚の整理を始めると、いつのまにか読書タイムに切り替わってしまっていることがよくあります。
もしかしたら作者以上に本を愛しているのは読者側なのかもしれませんね。