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【大人にもおすすめ】お正月がテーマの絵本

 クリスマスが終わったと思ったら次はお正月。子どもたちはお年玉をもらったり、遠くに住む親戚と会えたりと楽しいこと続きの季節です。ただのイベントとしてではなく、新年を迎えるときは、心も清らかにまっさらな気持ちでいたいもの。今回は大人にもおすすめの純粋な気持ちで過ごせるようなお正月がテーマの絵本を紹介いたします。おひとりでも、ご家族そろってでも楽しんでくださいね。

 

14ひきのもちつき

14ひきのもちつき (14ひきのシリーズ)

 いわむら かずお(著) (童心社)
 大人気のねずみのひきシリーズのお正月バージョン。みんな勢ぞろいでお外で杵と臼でお米からお餅をつくります。ぺったんこぺったんこ、一生懸命おもちをついたら、みんなでつきたてのお餅を食べる。そんな古き良き時代の家族の温かみと、おもちつきの手順がよく分かる絵本です。パック切り餅しか知らないという子どもたちにも読んでほしい一冊。あんころもち、きなこもち、くるみもちなどおいしそうなおもちがたくさん登場します。餅つき行事に参加されるお子さまにもおすすめの絵本です。

 

どんぶらどんぶら七福神

 

どんぶらどんぶら七福神

 みき つきみ(著) (こぐま社)
 七福神を知らない子どもたちにもおすすめの数え歌のように七福神を紹介してくれる絵本。独特の心地良いリズム感、神さまたちのニコニコ顔が幸せを運んできてくれそうな絵本です。巻末のエッセイには、七福神についての民俗学的考察やマメ知識が紹介されており、大人が読んでも面白い一冊。おめでたいときのプレゼントとしてもおすすめです。

 

十二支のしんねんかい

十二支のしんねんかい

 みき つきみ(著) (こぐま社)
 十二支の順番を覚える絵本はたくさんありますが、こちらは十二支の動物たちの特徴を語りつつ、新年会を開く様子が描かれています。五七五調でリズム感よく十二支の由来を覚えることができます。サントリーのおじさんのイラストを考案された柳原良平さんのシンプルながらクセと愛嬌のある挿絵で毎年お正月に楽しんでもらえる絵本です。

 

 縁起ものの絵本を読むと、幸せが舞い込んできそうな晴れやかな気分になれます。日本ならではの行事はいつまでも大事に守っていきたいですね。

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