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乗り物が大活躍するお話

子供の憧れの職業の中には決まって、パイロットとか電車の運転手さんなど、乗り物を操縦してみたいという夢がありますね。
そんなメジャーな乗り物の他にも、いろいろな興味深い乗り物をご紹介しましょう。

 

『車のいろは空のいろ白いぼうし』

車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 車のいろは空のいろ)

著・あまんきみこ
まついごろうさんの仕事は、タクシーの運転手です。車は空色、いつも、ぴかぴかに磨いてあります。毎日たくさんのお客さんを乗せて元気に働いています。ある日のこと、タイヤがパンクしてしまい、ひとりで直していると、揃いの赤いずぼんをはいた小さな兄弟が手伝ってくれました。
お礼に、タクシーに乗せてあげると、兄弟は目をきらきらさせてよろこびました。ところが、ふたりが降りたあと、座席の上に残っていたのは......。
教科書にものり、長年にわたって愛読されている8編の短い話からなる連作集です。

 

『はたらきもののじょせつしゃけいてぃ一』

はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー (世界傑作絵本シリーズ)

著・ばーじにあ・りー・ばーとん
けいてぃ一は、キャタピラのついたトラクターです。ブルドーザーをつければ土を押していくことができるし、除雪機をつけると雪をかきのけることができます。街の道路を守る働き者です。
あるとき、街に大雪が降りました。街はスッポリ真っ白い雪の毛布の下に隠れ、誰も誰も動けません。ところがそのとき、ただひとり、けいてぃ一は動いていました。力強く雪をかきのけていく、けいてぃ一。
なんとたのもしい仕事ぶりでしょう!
この作者には、乗物を主人公にした絵本が多く、「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」「マイク・マリガンとスチーム・ショベル」も乗り物好きにオススメです。

 

『リキシャ★ガール』

 

リキシャ★ガール (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)

著・ミタリ・パーキンス
リキシャというのは、うしろの座席にお客をのせて運ぶ3輪の自転車のこと。バングラデシュでは、タクシーのように使われています。ナイマのお父さんは、リキシャにお客をのせて、朝から晩まで動いています。お父さんの仕事を手つだってあげたいけれど、ナイマの得意なことといったら、バングラデシュの伝統的な模様の絵をかくことだけでした。
女の子はリキシャの運転手にはなれないのです。そこでナイマは、思いきった計画を立てました。
物語の背景には、女性がお金を稼ぐことが難しいバングラデシュで、自立をめざす女性たちの姿があります。男女平等を考えるときにオススメの本です。

 

登場するのは、タクシー、トラクター、3輪自転車と、一見、地味であまり子供たちには人気がなさそうな感じです。
でも人々の夢は希望を乗せて大活躍する様は感動できですよ。
少し長いお話もあるので小学生の中学年以上の子にオススメです。

 

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