寒い冬の定番料理といえば、やっぱり鍋。ぐつぐつ煮込んだお野菜やお肉は栄養満点で、体の内側から温まります。定番の水炊きからイタリア風のトマト鍋、ちゃんこ鍋、ご当地鍋のお取り寄せなど家庭でも簡単にいろんな種類の鍋料理を楽しめるようになりました。
スーパーに行くと、いろんな味の鍋のもとが売られていて毎日鍋でも飽きないというくらいバリエーションに富んでいます。今回は市販のタレに頼らないでも家庭でできるおいしい鍋レシピの本を紹介いたします。原材料にこだわって安心できるものを作りたいという方にも手にとっていただきたい本です。
笠原将弘のやみつき極上なべ
笠原 将弘(著) (主婦の友社)
東京のオシャレな街、恵比寿にある「賛否両論」の店主がおくる鍋レシピの究極版。しょうゆ味、塩味、みそ味、割り下の基本だしの作り方、下ごしらえの仕方から、ラー油なべ、レモン鍋、坦々鍋、梅みぞれもつ鍋などアレンジ鍋がたくさん掲載されています。ついついワンパターンになりそうな鍋も気分次第でいろんなアレンジができる目からウロコがでるレシピ本。写真もたくさん掲載されているので、今日は料理が面倒というときも食べたいものが一つは見つかります。
まいにち小鍋―――毎日おいしい10分レシピ
小田 真規子(著) (ダイヤモンド社)
鍋は大人数じゃないとできない。そんな考えを覆してくれる帰宅後10分で作れる鍋の本。定番の常夜鍋、石狩鍋、すき焼きからはじまり、家飲みにぴったりのチゲ鍋や、休日に作りたいひと手間かけたちゃんこ鍋、サムゲタン、ダイエットや体調がすぐれないときに食べたい薬膳ヘルシー鍋まで紹介されています。文庫本サイズで手に取りやすい鍋レシピ。台所に常備しやすいサイズが嬉しいです。
ごちそうひとり鍋―食材使いまわし!野菜たっぷり!毎日違う味
ごちそうひとり鍋―食材使いまわし!野菜たっぷり!毎日違う味! (別冊エッセ)
村上 祥子(著) (扶桑社)
ひとり鍋で困るのは材料が余ってしまうところ。毎日同じ食材は食べられない。そんな方におすすめのレシピ本です。一週間分の買い出しをして、材料を使いまわしできるように考案された30の鍋レシピが掲載されています。野菜がたっぷりのヘルシーな鍋レシピなので、ダイエット中の方にもおすすめです。
切って煮込むだけの簡単な鍋だからこそ、ついついマンネリ化してしまうもの。シメは何にするか、具材は何にするか考えるのが面倒という方はレシピ本からアイディアをもらってくださいね。