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パパに読み聞かせしてほしい絵本

 パパの読み聞かせは楽しい時間。ママとは違った力強い男性の声で読んでくれるので迫力満点です。遊びながら読み聞かせするのも楽しい時間。仕事で疲れて帰ってきても子供は寝る時間、というときは寝る前の読み聞かせをパパに担当してもらうのが良いコミュニケーションの手段となるかもしれません。今回はパパの読み聞かせにおすすめの絵本を紹介いたします。そのうちにお子さまから「この絵本読んで」とおねだりされるかもしれません。

 

ゴリラのくつや

ゴリラのくつや

谷口 智則(著) (あかね書房)
 森の奥でくつやさんをしているゴリラのお父さん。早く走れるチーターのくつ、氷の上でも冷たくならないシロクマのくつ。みんな笑顔になって帰っていきます。それを見ていたゴリラの息子は自分だけのくつを作ってとお父さんに頼みます。頼んだ靴は「空を飛べる靴」です。お父さんはそんな息子の願いを叶えてあげられるのでしょうか。職人気質でどんな注文にも誠実に対応するお父さんの仕事への取り組み方が描かれている味のある絵本。息子への愛情があふれている一冊です。

 

きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは…

きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは…

 市川 宣子(著) (ひさかたチャイルド)
 お父さんの帰りが遅いとき、子どもは寂しい思いをすると同時に、お父さんが何をしているのか不思議でしょうがありません。お父さんはいったいどこで何をしているんだろう。あっくんのお父さんはあっくんが寝ている間に大活躍していたのです。いつもだれかのために汗水たらして働いているスーパーマンのようなお父さんの可愛い言い訳は子どもに大人になる楽しみを与えてくれます。お父さんの読み聞かせ本として大好評の第48回野間児童文芸賞受賞作品です。

 

ちょうちょむすび

ちょうちょむすび

 今江 祥智(著) (BL出版)
 アフリカに住んでいるヒョウのお父さんは息子のペポネがいつまでたってもヒゲが生えないと悩んでいました。みんなと違うからいじめられたら大変とあの手この手でお父さんとお母さんはヒゲを早そうとしますが・・・。子どもの個性を認め寄り添って生きていく家族を描いたほんわかする作品。何かに追い詰められているときに心をそっとほどいてくれる優しい作品です。

 

 何度読んでもらっても飽きない絵本をセレクトしました。声色を変えたりしてお子さまが文章を覚えてしまうくらいまで楽しませてあげてくださいね。毎日の読み聞かせは辛いという方は、休日の土曜日だけパパの読み聞かせの日としてイベントとして楽しみにしてもらうのも良いかもしれません。

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