壁にぶつかって自分を変えたいとき、スキルアップのため、懐の大きい男になるため、本の力を借りてみませんか?自分ひとりで悩んだり友人の助けを借りるのも良いですが、男性は女性とは違いひとりの時間が必要という人が多いのではないでしょうか。
ひとりで冷静になる時間をとることによって、本からヒントを得たり、モチベーションアップにつながったり、自分の考えがまとまることがあります。今回は学生さんや社会人におすすめのデキる男になれる本を紹介いたします。参考にしてみてくださいね。
シャーロック・ホームズの思考術
シャーロック・ホームズの思考術 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
マリア・コニコヴァ(著) (早川書房)
シャーロック・ホームズはどうして外見だけで人を判断できるのか、どうやって名推理を導き出したのかを脳科学と心理学、マインドフルネスの観点から解説されています。
注意力・観察力・記憶力・洞察力・分析力・想像力を働かせて今ここに集中して答えを出すことは決断力が必要とされる社会人には必要なことです。ホームズファンの方はもちろん、ミステリーファン、違った切り口の自己啓発本を読みたい方におすすめです。雑誌に連載されたものなので気楽に読み進めることができます。
観察力を磨く 名画読解
エイミー・E・ハーマン(著) (早川書房)
美術史家で弁護士の経歴を持つ著者が名画を題材にして五感を生かした分析力を身につける鍛錬をしてくれます。物事の観察方法や、自分の考えや情報を伝える方法を磨くことができます。
客観的になることで気づくことが増え、見える世界が変わってくると評判です。FBI、CIA、ニューヨーク市警や大手企業でも行われている人気のセミナーを一冊の本にした読み応えのある実用的な一冊です。
ザ・ファースト・ペンギンス 新しい価値を生む方法論
松波 晴人(著) (講談社)
いきなり新しいアイディアを出してくれ、イノベーションを起こしてくれといわれても困ってしまいませんか?従来のものを生かしつつも、新しいものを取り入れて革命を起こすというのはズブの素人にはできないことです。
あらゆるジャンルの垣根を越える知識、豊富な経験と一歩踏み出す勇気。そして立ち止まって振り返り、学び続けることの大切さ。心理的な問題だけではなく、フォーサイトクリエーションを中心に書かれたすべてのビジネスマンに読んでいただきたい一冊です。
仕事でもプライベートでも、自分を向上し続ける努力を惜しまないことがデキる男への第一歩かもしれません。新しいことを意識して取り入れることによって自分の対応力があがり、信用を勝ち取ることができるかもしれません。