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中高生におすすめ!お料理小説

 食べることが大好き、お料理が大好きな中高生におすすめのお料理小説を紹介いたします。出てくる料理は全部おいしそうでお腹がすいてしまいます。

ダイエット中には要注意ですが、新しい料理のアイディアになったり、料理と人をつなぐエピソードに心が温まったり読み心地の良い作品です。料理番組が好きな方、将来料理人になりたいという方にもおすすめです。本のなかでもおいしいお料理を楽しんでくださいね。

 

ショコラティエ

ショコラティエ

 藤野 恵美(著) (光文社)
 母子家庭育ちの聖太郎とお菓子屋の御曹司の光博はお菓子づくりが大好き。光博の幼馴染のお嬢様、凛々花はピアニストを目指している。それぞれ違った環境で育ちながらも自分の夢をそれぞれに追いかけていく青春ものがたり。登場するスイーツがどれもおいしそうで、ビターな味、甘い味の青春時代の感動が入り混じる作品。読み終わった後に爽やかな気持ちになれます。

 

初恋料理教室

([ふ]5-1)初恋料理教室 (ポプラ文庫)

 藤野 恵美(著) (ポプラ社)
 おいしいものにはひとを引き寄せる力がある。京都にある男だけの料理教室を舞台にした人生を豊かにしてくれる料理が登場します。食材の組み合わせでお互いに引き立てあうこと、旬のものを大切に料理することを通じて、生徒さんそれぞれの恋や仕事、家族の問題などに向き合っていきます。心をこめて料理をしたくなる一冊です。レシピも掲載されているので実際に作ってみたり、味を想像するのも楽しいと思います。

 

給食のおにいさん 受験

給食のおにいさん 受験 (幻冬舎文庫)

 遠藤 彩見(著) (幻冬舎)
 人気シリーズの四作目ですが、舞台が小学校からお嬢様中学校に変わるので中高生にはこちらから読むのがおすすめです。ホテル給食を思春期の女の子にどうやって受け入れてもらうのか、残菜率との闘い。ストレスやダイエット、異食症の問題を解決しながら、活躍するおにいさん。豪華な給食と食育について考えさせられる本です。

 

 料理をするということは、安全を確保するということだけではなく、食べてもらう人への思いやりにあふれたもの。飽食の時代だからこそ、料理をしてひと手間加えることが食材への感謝につながるのではないでしょうか。ジャンクフードや買い食いにはない特別な一品を大切なだれかに是非作ってあげてくださいね。

 

 

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