昔ながらの喫茶店やレストランででてくるような洋食。レトロな洋館や木のぬくもりを感じられる空間でいただくのは何ともいえない贅沢です。ていねいに手間暇かけてつくられた料理たち。日本人の口にあうように工夫されたレシピに、つくり手のこまやかな心づかいを感じます。そんなどこか懐かしい、そして新しい洋食を家庭で再現できるレシピ集を集めました。今夜の献立に取り入れてみてください。
プロ式 洋食の作り方
エイ出版社編集部 (編集)
ボリュームもあって濃厚。プロが作る洋食はやっぱりひと味違う。デミグラソースをはじめ、ハンバーグやステーキ、とろとろでふわふわのオムレツなど、みんなが喜ぶ洋食のレシピの数々。食材の切り方などの下ごしらえや、絶妙な火加減、味付け、調理器具や食材の選び方などプロ式洋食の隅々を惜しげもなく公開してくれる一冊。いきつけのお店のあの味が再現できるかもしれません。
本当においしく作れる洋食
大宮 勝雄 (著) (世界文化社)
浅草で長年洋食のお店を営んでいるシェフによる「ごはんにあう洋食」のレシピ集。スパゲッティ、コロッケ、グラタン、ハンバーグ。誰でも失敗しないホワイトソースの作り方など細かなプロセスとともに88種類のレシピが掲載されています。メインのおかずだけではなく、つけあわせのレシピがあるのがうれしいところ。洋食初心者には最初の一冊として是非おすすめします。
これからも作り続ける わたしの洋食 永久保存レシピ
石原洋子 (著) (家の光協会)
鉄板の洋食をはじめ、ドライカレーやクラムチャウダーなど若い女性が大好きなカフェごはんに登場するメニューがたくさん掲載されています。料理教室を主宰されて40年の著者による失敗しない簡単洋食レシピ。ちょっとしたコツで簡単においしく作れるメニューばかりです。どうしていつもいまひとつの味になってしまうんだろうとお悩みの方はこちらがおすすめです。永久保存レシピというだけあり、老若男女だれにでも好かれる味つけです。
ついつい冷凍食品に頼ってしまいがちな洋食ですが、作ってみると意外に簡単なものも多いもの。いつもの和食に飽きてしまったというときに活躍してください。洋食は塩分も控えめなので、減塩されている方にも安心して提供できます。