娯楽として本を楽しむタイプの人は、エラい人がどんな本を読んで活用しているのか気になりませんか?読む本を選ぶのも、その人のセンスそのもの。その本を通して学ぶことも、実生活に生かすことも自分次第です。
今回は実際に偉人や著名人たちの血肉となった本を紹介してくれるブックガイドを紹介いたします。このなかから一冊選んで読んでみてはいかがでしょうか?いつもと違った読書体験ができるかもしれません。
スミスの本棚
テレビ東京報道局ワールドビジネスサテライト (著) (日経BP社)
第一線で活躍する経営者・文化人・俳優・作家など42人のインタビューを含め、本との出会いと人生のエピソードを語ったテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」の人気コーナー「スミスの本棚」が書籍化されました。
自分で読んだことがある本でも、とらえ方が違ってまた読んでみたくなったり、新たに手に取りたい本との出会いを導いてくれるブックガイド。バラエティーに富んだラインナップで、著名人たちの多種多様な生き方を読み解くことができます。人生を変える一冊に出会いたいという方におすすめです。
数学者が読んでいる本ってどんな本
砂田利一 ほか(著) (東京図書)
神保町「書泉グランデ」の「数学者の書棚」フェアで行われた2年間のブックフェア選者13人が選んだブックリスト全950冊と、それぞれが特に思い入れのある書籍に対しての紹介文が掲載されています。
ポップで使用された手書きのコメントを見れるのも楽しみのひとつ。取り上げられてる本のほとんどが専門的な数学書。貴重な「数学」のブックガイドです。純粋数学・応用数学・物理学などに興味がある方におすすめです。
東大教師 青春の一冊
東京大学新聞社 (編集)
東京大学新聞の人気企画をまとめた本。今なお活躍されている約80名の東大教師先生の原点となった本や感銘を受けた本、研究者としての進路を決めた本、癒しとなった本など多ジャンルの本が紹介されています。学園紛争期や入試中止など時代を感じさせられる青春時代のエピソードを知ることができるのも面白さのひとつ。
青春時代を送る若い人から、かつて青春を送った方まで幅広い人におすすめのブックガイドです。
なんだか難しそう、理解できなさそうという本も手に取ってみるだけで何かを感じ取れるかもしれません。難しい本は何度でもチャレンジして、読むべきときに読み直してみると案外すんなり自分のなかで消化されるかもしれません。好奇心の赴くままに、いつもと違うジャンルの本に手を伸ばしてみてくださいね。