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【ロアルド ダール 英語 映画】映画にもなったロアルド・ダールの児童書!英語の多読用にもおすすめ

学生時代から英語が苦手なまま社会人になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。英語に苦手意識を持っている方は、教科書しか英語の本を読んだことがない、ということが多いと思います。
日本語でも学生時代に教科書しか読んだことがなければ、社会人になってから本を読みたいとは思わないかもしれません。何かきっかけがあって学生時代に面白い本に出会い、本好きになることが多いのではないかと思います。英語も苦手意識をなくすためには、文法や英会話などの勉強だけではなく面白い本に出会うことが大切です。

英語の本にチャレンジしたいものの、難しい小説やハリーポッターなどの長編小説は読む自信がないし、かと言って今更絵本を読みたいわけでもない方もいらっしゃることと思います。そんな時はイギリスの人気作家ロアルド・ダールの児童文学書がオススメです。映画にもなった人気の本がいくつか出版されています。既に映画を見たことがある方も、映像と本の描写の違いを楽しむ感じで気軽に読んでみてはいかがでしょうか。

 

Charlie and the Chocolate Factory

 

Charlie and the Chocolate Factory

ロアルド・ダールの児童文学書で最も有名なのは、『Charlie and the Chocolate Factory』ではないでしょうか。主人公のCharlieは、幸運にも秘密のベールに包まれたチョコレート工場を見学するゴールデンチケットを手に入れます。たった5人の子供たちとその同伴者だけが入館を許可されたチョコレート工場の見学では、様々なハプニングが起こります。それぞれの子供達の個性的な描写やチョコレート工場の魅力など、Charlieの気持ちになって楽しく読み進めることができる本です。

 

Fantastic Mr Fox

Fantastic Mr. Fox

『Fantastic Mr Fox』は、キツネの家族が出てくるお話です。家族を食べさせていくために、お金持ちの3人の農夫から食べ物を盗んでいるキツネの父さんですが、尻尾を鉄砲で打たれてしまいます。さらに3人の農夫はキツネの家族が住んでいる近くまでやってきて、穴の周りで見張ることにします。さて、このピンチをキツネの父さんはどんな風に切り抜けるのでしょうか。
この話は比較的短くて、読みやすい簡単な英単語ばかり使われているので、あっという間に読むことができます。

天才少女が主人公の『Matilda』は、長年のロアルド・ダールのファンに最も愛されている作品ではないかと思います。理解してくれない親や校長先生など、劣悪な環境の中にあっても負けることのないマチルダの姿や、自分を受け入れてくれる担任の先生ミス・ハニーとの絆など、心が動かされる場面があります。
『Fantastic Mr Fox」よりも長文ですが、最後はハッピーエンドで終わるので楽しんで読んでもらいたい本です。

 

BFG

The BFG (Colour Edition) (English Edition)

大男が出てくる『BFG』は、映像で雰囲気を伝えることが難しいためか、スティーヴン・スティルバーグ監督の映画版は賛否両論に分かれています。しかし書物に書かれた文章は魅力的なファンタジーの世界が広がり、夢と感動を与えてくれる名作になっています。
ロアルド・ダールの遊び心が溢れる巨人たちの変な言葉など、ユーモアたっぷりのストーリーで、読み終わった後は心が温かくなります。

これらの本は年齢を問わず多くの人を魅了する面白さがあります。文章のほとんどは中学英語でも読める簡単な英文で書かれており、会話文では日常英会話の学習をすることもできます。意味がわからない英文法が出てきても、前後の文脈から何となく意味もわかるので、スラスラと流し読みすることが可能です。

 


文章量も多すぎず少なすぎず、通勤時間に読んでも数日で読み切ることができるので、多読用にもおすすめです。長年の人気作品なので、読み終わってがっかりすることもないでしょう。
また、英語で読んだ後に子供と一緒に日本語訳の本を読んでみて、比較するのも面白いかもしれません。この作家の作品は日本でもロアルド・ダールコレクションとして出版されています。
本を読んだ後で映画を英語で見るのも勉強になります。英語が聞き取りにくくても、あらかじめストーリーがわかっているので楽しめます。

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