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【癒される 絵本】読むだけで、癒しの絵本・児童書おすすめ3選

 いろいろなしがらみにとらわれて心に自由がなくなったとき、疲れて元気がでないとき、どこかに癒されに行きたいといってもエネルギー切れでどこにも行く気がしないとき。心のリフレッシュ方法としておすすめなのが絵本や児童書に触れることです。時間の余裕がないときも手軽に手にとることができ、疲れた心を癒してくれます。今回は大人が読んで癒される絵本・児童書を厳選しました。束の間の休息の時間に、怒りっぽくなってしまったときに手にとってみてください。

 

いろいろへんないろのはじまり

 

いろいろへんないろのはじまり

 アーノルド・ローベル(著) (冨山房)
 むかしむかし、世界にはいろがありませんでした。灰色の世界では天気さえも分かりません。不便に思った魔法使いが次々に色を作っていくおはなしです。最初は青い世界、次に生まれたのは赤の世界。三原色が生まれ、いろんな色が生まれていきます。

混ざり合って別の色になったり、バランスの良い配色だったり。いろんな色があるからこそ素晴らしいと思わせてくれる個性を認めてくれる絵本です。色彩心理学に興味がある方にもおすすめです。

 

それしか ないわけ ないでしょう

それしか ないわけ ないでしょう (MOEのえほん)

 ヨシタケ シンスケ(著) (白泉社)
 自分の求めているものが何なのか分からない、満足はできないけど妥協してしまう。そんな大人たちにこそ読んで欲しい絵本です。無限の可能性があった子どものころ。

それしかないと決めつけて、固苦しい枠組みのなかに閉じ込めているのは自分自身が凝り固まっているからかもしれません。完璧主義の方にも読んで欲しい自由な発想が手に入れられる哲学絵本です。

 

にぐるまひいて

にぐるまひいて

 ドナルド・ホール(著) (ほるぷ出版)
 ニューイングランドで暮らす家族のおはなし。自分たちの手でつくった収穫物をにぐるまに積んで街に運んでいくお父さん。家族みんなが自分のできることをして支えあう生活。

素朴な生活が心をシンプルにさせてくれる自然と人間とのつながりを考えさせてくれる絵本。1980年度コルデコット賞受賞作品です。

 

 ものごとがうまく進まなくなるのは心に余裕が足りないからかも。周りのせいにするのは簡単ですが、きちんと気持ちを切り替えて前に進んでいくのが大人の仕事です。疲れたらしっかり休むこと。無理はしないで上手にストレスを解消してくださいね。

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