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【図書館好きにおすすめ】本屋さんや図書館が舞台のおすすめ本

 本好きにはたまらないたくさんの種類が積み上げられた本の数々。夢のような場所の本屋さんや図書館。そのなかで繰り広げられるストーリーや本の知識に好奇心をかきたてられます。本を読みながら読みたい本が増えていくのも楽しみのひとつ。今回は本が好きの方には是非手にとってほしい本屋さんや図書館が登場する本を紹介いたします。どうぞお楽しみください。

 

あるかしら書店

あるかしら書店

 ヨシタケ シンスケ(著) (ポプラ社)
 町のはずれにある「あるかしら書店」は変わった本を売っている専門店。月光の下でしか読めない「月光本」や「お墓の中の本棚」「読書サポートロボ」など、こんな本があったらいいなと思う本をおじさんが店の奥から取り出してきてくれます。お金で買えない感情を知ることができたり、もう死んでしまった人の本を読めたり。読書の楽しさが伝わってくるほのぼのとした絵本です。

 

書店ガール

書店ガール (PHP文芸文庫)

 碧野 圭(著) (PHP研究所)
 大人気でシリーズ化している書店で働いている女性が主人公のお仕事小説。ジャンルにとらわれず様々な本を読みつくしている主人公。本への愛に溢れた主人公が書店を盛り上げていく様子を描いています。働く女性ならではのトラブル、女性あるあるがたくさん取り上げられており、働く女性は共感必須です。

 

この本をかくして

この本をかくして

 マーガレット・ワイルド(著) (岩崎書店)
 戦争で燃えてしまった町。そこにあった図書館も当然ながら燃えてしまいます。町の人たちは難民となり歩き続けます。主人公のピーター少年はお父さんから民族の歴史について書かれた一冊の本を服のなかに入れて歩き続けます。お金にかえられない大切な誇りを守り続けていくということ。切り絵のイラストがシャープで、言葉の価値を改めて考えさせられる一冊です。

 

ふねのとしょかん

ふねのとしょかん (えほんのもり)

 いしい つとむ(著) (文研出版)
 ふねの移動図書館。いつもの場所とちがう場所で読む本はひとあじもふたあじも違うもの。図書館でのイベントを楽しみながら、川から海へと旅行します。水中の魚たちに読み聞かせをしているシーンにはほのぼのとさせられます。知識の海への旅行が楽しめます。

 

 そのときによって読む本を変えたり、読む場所を変えたり。ブックカバーを変えるだけでも気分が変わります。お気に入りの本屋さんを見つけて通うのも本好きの楽しみのひとつ。本の旅を楽しんでくださいね。

 

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