ネコが大好き、ネコ好きの方へのプレゼントを探しているという方におすすめの本を集めました。
数あるネコ本のなかでも上質でずっとそばに置いておきたい本たちです。イラストや表紙も可愛らしいのでインテリアの一部としても楽しんでもらえるはず。是非参考にしてみてくださいね。
青い玉
沓沢 小波(著) (文化出版局)
やわらかく繊細なタッチで描かれたイラストは、ねこ好きとしても有名なピアニスト、フジコ・ヘミングさんによるもの。トンボ玉をつくるおばあさんと捨て猫との心のふれあいを通じて、愛や孤独、魂の救済を描いた絵本。
フランス語の対訳がついているので、フランス語を勉強している方にもおすすめです。永遠の愛への祈りをささげたくなる大切な一冊となるでしょう。
本屋さんのルビねこ
野中 柊(著) (理論社)
本棚に積みあがられた本のほこりから生まれたルビねこ。本屋さんでやさしい店長さんと暮らし、おともだちのトラ猫と冒険に、看板ねこのお仕事をしたり楽しく愉快な日々が綴られています。本への愛情、ねこへの愛情を感じさせられる優しさに満ちた物語。子どもから大人まで幅広い年齢層におすすめの一冊です。
ねこたちの夜
ブルース イングマン(著) (小学館)
昼間、私たちがみているときは寝てばかりのねこ。私たちが眠っているあいだにどこかにいっているみたいだけど・・・。
ねこたちが夜、何をしているのか、多忙なねこたちの夜をビビッドな色づかいで描いた絵本。おしゃれで可愛くねこを飼っているかたにもおすすめです。
白いねこ
オーノワ夫人(著) (偕成社)
ときは17世紀のフランス。はなしができる白いねこのお姫様が主人公のおとぎ話。ハンサムな王子様や妖精、ドラゴンも登場するファンタジーのような美しいものがたり。
ねこたちが着ている衣装がとても素敵で細部まで描かれており、優美な雰囲気をいっそう盛り立てます。ねこのイラストが好きという方にもコレクションのひとつに加えてもらいたい一冊です。
黒猫ジュリエットの話
森 茉莉(著) (河出文庫)
森鴎外の娘の著者が実際に飼っていた黒猫ジュリエットを中心にしたエッセイ集。気高く野性的で美しい黒猫ジュリエット。
ロマンチックで幻想的な文章と黒猫のはなしがリンクして甘美な世界へ誘ってくれます。少し古風なカタカナ表記もロマンを感じさせてくれます。
ネコを主人公にした大人が読んでも楽しめる本ばかり。ネコちゃんへの愛を満喫してください。