こってりしたものもたまには良いですが、やっぱり日本人なら和食を食べたいもの。素朴で栄養バランスが良く毎日食べても飽きのこない味です。
魚料理だと作り慣れていない人は億劫に感じてしまいがち。スーパーやコンビニのお弁当やお惣菜に頼らず、気軽にパパっと作れる和食のレシピを紹介いたします。ひとり暮らしの方や、家族が少なくなって料理をする気力がなくなってきたという方におすすめのレシピ集です。
和食屋の和弁当―毎日食べたい、しみじみうまい。
笠原 将弘(著) (主婦の友社)
恵比寿「賛否両論」店主の著者による和のお弁当。春夏秋冬のお弁当や、冷凍保存、前日に作り置きできるおかずまで本格的な味なのに気取らずにチャレンジできる和弁当のレシピがたくさん。育ち盛りのお子様からお父さんまで昔懐かしい味だけど飽きの来ない定番の味がたくさんつまったお弁当です。
見た目の彩も美しく、茶色になりがちな和弁当もおいしそうに見えます。
ひとり分の和食
ベターホーム協会(編集) (ベターホーム協会)
少ない材料、調味料もシンプルなもので、下ごしらえもほとんどいらない簡単レシピ。なるべくひとつの鍋で、食べきれる分だけ作れるので毎日自炊できないという方にもおすすめです。
家族が多いと作り置きも便利ですが、一人だと毎日同じものを食べないといけないのもつまらないもの。魚や汁物、副菜など栄養バランスがとれたメニューでハズレなしの一冊です。
からだに効く 和の薬膳便利帳
武 鈴子(監修) (家の光協会)
成人病研究所に勤務し、薬膳の本場中国四川省に留学経験を持つ著者による和の薬膳。気になる症状と改善するための食材や効能、食べ合わせが分かります。
読んでいるだけでも楽しいですが、実用的なレシピも掲載されているので薬膳初心者でも簡単に取り組めます。ストレスに良い食材なども載っているので、心が不調気味という方にもおすすめの本です。
世界遺産や健康食としても世界的に注目を浴びている和食。塩分控えめを意識しながら、おうちで和食を作ってみてくださいね。