健康ブームが続き、たくさんの情報が溢れています。糖質制限ブームがあったと思えば現代はもう下火。いったい何が正しいのか、自分の健康を守るためにはどうしたら良いのか。
今回はブームに流されることがない、病気になる前に読んでおきたい本を紹介いたします。生活習慣病が気になる方や、病院に行くほどでもないけど不調が続くという方は、正しい健康知識とともに生活習慣を変えるちょっとした努力を重ねていくことが大切です。働きざかりの方、シニア世代の方にもおすすめの本を紹介いたします。
1日10秒マインドフルネス
藤井 英雄(著) （大和書房）
ブームになっている瞑想やマインドフルネスですが、どうも続かないという方におすすめしたい本。たった10秒、ひと呼吸でも効果があるそうです。「今、ここ」に集中し、過去や未来にとらわれない集中力は、仕事でも趣味にでも応用できます。雑念を排除し、冷静的に物事を客観視すること。
10秒だと日常生活の延長線でチャレンジできるので、忙しい方も疲れすぎている方も気長に続けられます。丁寧な解説で分かりやすく、瞑想初心者にもおすすめしたい一冊です。
忙しいビジネスパーソンのための自律神経整え方BOOK
原田 賢(著) （ディスカヴァー・トゥエンティワン）
ねむりが浅い、頭がモヤモヤするなど自律神経の乱れを感じたときに手にしたい一冊。自律神経が乱れているかのチェックリストや、姿勢・運動・食事・睡眠・考え方で自律神経の整え方の初歩的なことが書かれています。
生活習慣の乱れを少しずつ改善していくと、自律神経も整います。天気が悪くなると頭痛がするという方にもおすすめしたい一冊です。
がん宣告「される前に!」「されたら!」まず読む本
吉川 敏一(著) （主婦と生活社）
現代は「がん」は不治の病ではなく治療する時代。それでもインパクトの強い「がん」という病気。長寿国であるがゆえに、がんになる確率は高いのも事実です。がんになるとどういう治療が行えるのか、医師とはどう向き合うのか。がんになる前に読んでおくと心づもりができる本です。身近な方が宣告されたときや、生命保険に加入する際に読んでおくと良い本です。
ある食材は体に良いと聞いてしばらく食べ続けたけど飽きる。そればかり食べていて栄養バランスがくずれてしまったという声もよく聞きますが、すべてはひとつの情報に振り回されてしまうからこそ。自分の体に何が必要で何が必要ないのか。
しっかり体の声を聞いて無視しないことも大切です。困ったときは恐がらずに病院に行ってくださいね！
