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【うたえほん おすすめ】ベビーマッサージ効果、英語でも歌える。わらべうた、うた絵本5選。

初めての子育てに不安がある社会人の方には、歌絵本がおすすめです。幼い頃、親と一緒にわらべうたや童謡などを歌った記憶がある社会人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

童話を歌う効果

初めての妊娠や出産では不安なこともたくさんありますが、子どもが生まれる前から胎教も兼ねてわらべうたや童謡を歌ったり優しい詩に触れることで、母体もリラックスすることができ、お母さんの声を聞かせることで胎児にも良い影響があります。

 

「あかちゃんのうた」

あかちゃんのうた (松谷みよ子 あかちゃんの本)

松谷みよ子文/いわさきちひろ絵

いわさきちひろさんの優しい絵が印象的な歌の本です。描画のタッチが柔らかく、色遣いも派手ではないので子どもにとっては物足りないかもしれませんが、赤ちゃんの繊細なイメージとマッチして、出産を楽しみに待っている妊婦さんや既に子どもが大きくなって子育てが終わったお母さんにおすすめの本です。
特に妊婦さんが胎教も兼ねて声を出して読むことで、胎児にもお母さんの優しい声が伝わります。優しい色遣いの本を眺めることで、心も穏やかになり出産の不安も少し和らぐでしょう。
何度も繰り返し読んでイメージすることで、産後に赤ちゃんに語りかける時の参考になります。

 

「改訂新版 わらべうたベビーマッサージ」

わらべうたベビーマッサージ

奥田朱美著

子どもが生まれてきた後に自宅でベビーマッサージをするのに最適な本としておすすめです。

この本は日本語と英語の計24曲のわらべうたが収録されたCDが付いたベビーマッサージの本です。
CDでは各曲の前に簡単な説明がされてから歌に入ります。各わらべ歌は大きな声でゆっくり歌われているので、慌てることもありません。ゆったりした気持ちで取り組むことが可能です。
改訂版からはわらべうたに英語訳が加えられたので、赤ちゃんの頃から英語に親しませることも可能です。各ページには日本語と英語でわらべうたが書かれています。


この本の特徴は、赤ちゃんやお母さんの見やすい挿絵が付いていて、どんな風に赤ちゃんをあやしたりマッサージすればいいのかがひと目でわかるようになっていることです。短いわらべうたばかりなので、毎日少しずつスキンシップを繰り返すことで、赤ちゃんも安心して穏やかに寝てくれるようになります。

 

「赤ちゃんとお母さん」

赤ちゃんとお母さんのための妊娠中のごはん-おなかの赤ちゃんが元気に育ついちばんやさしいレシピ120 (池田書店の妊娠・出産・育児シリーズ)

まど・みちお詩

童謡でも有名な「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」など、まど・みちお氏の選りすぐりの詩が61篇収録されています。
挿絵はなく、詩を自分たちが感じるイメージで楽しむことができます。平仮名やカタカナの優しい言葉で綴られた各詩は短いものが多く、同じ言葉が繰り返されるなど子どもも言いやすいです。
この本は持ち運びしやすいコンパクトサイズで、外出時に持ち歩くことができます。電車の中などで親子で一緒に読むのにもおすすめです。

 

「うたえほん」

うたえほん

つちだよしはる絵

わらべうたや童謡など26曲の歌が楽譜付きで紹介されているうたえほんです。この本の特徴は、歌詞と楽譜が書かれているところです。「おかあさん」や「こもりうた」「ぞうさん」など、よく歌われている歌の全歌詞と楽譜が紹介されているので助かります。
また色彩豊かな可愛い絵も子どもの心を捉えます。歌うだけではなく、「うたえほん」の絵を見ながらどんな歌なのかを子どもと話しても楽しく過ごすことができます。

 

「あんたがたどこさ-おかあさんと子どものあそびうた-」

あんたがたどこさ―おかあさんと子どものあそびうた

真島節子絵

子どもと一緒にわらべうたを楽しむことができる楽しい本です。絵が可愛くて、子どもも何度も読んで欲しいと言ってくる1冊です。
「こどもとこどもが」「おせんべやけたかな」など、懐かしい手遊び歌で遊ぶとさらに盛り上がります。また親子で何度も一緒に歌っているうちに、歌の意味はわからなくても子どもが自分で本を見ながら字を読んだり歌を歌うようになってきます。


子どもが生まれてきた後も、親子の貴重なふれあいの時間に一緒に歌った思い出をたくさん作ることで、心の絆も育むことが可能です。

子どもが親と一緒に遊べる期間はそれほど長くはありません。限られた時間を思い出に残るような素敵な親子の時間にするためにも、歌絵本を活用することをおすすめします。

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