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【ポジティブ心理学おすすめ本】読んで良かった書籍20選【ポジティブ思考/幸福を科学したい人へ】

落ち込む日でも行動を起こせたのは、ポジティブ心理学を「根性論」ではなく「再現可能な技術」として学べたからだ。この記事では、Amazonで買えるポジティブ心理学の本を20冊に厳選し、実際に読んで役立ったポイントと活かし方まで厚めに解説する。ポジティブ思考法、PERMA、強み、レジリエンス、自己肯定感、コーチング、医療・教育への応用まで、今日から使える“幸せのスキル”を一冊ずつ手渡しする。

 

 

おすすめ本20選

1. ポジティブ心理学入門 「よい生き方」を科学的に考える方法

ポジティブ心理学の地図を一気に俯瞰できる定番入門。PERMA(感情・没頭・関係・意味・達成)で幸福を分解し、「何を増やすと人生は良くなるか」をモデルで示す。研究レビューが充実しており、自己啓発では届かない“根拠”まで届く。章末の問いを使って振り返ると、感情や行動のクセが可視化される。読み進めるほど「幸せは性格ではなく設計だ」と実感できた。入門に迷ったらまずはこれで土台固めだ。

  • PERMAを体系的に理解したい人
  • 根拠あるワークで変わりたい人
  • 自己啓発より科学寄りの本を探す人

おすすめポイント:章末課題を3週間継続しただけで、気分のムラと先延ばしが明確に減った。学びが行動に直結する構成だ。

2. 実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス(PHP新書)

「読む→やる→変わる」を最短ルートで回す実践書。感謝日記、三つのよかったこと、強み×行動のデザインなど、再現性の高いワークが厳選されている。一つひとつが5〜10分で回せるので、忙しくても続く。研究の出所が明記され、効果の期待ラインがつかみやすい。「気分の底」をゼロに戻すだけでなく、少しずつプラスへ積み上げる感覚が身につく。

  • まず“1つ習慣”を始めたい人
  • 根拠ある短時間ワークが欲しい人
  • チームや家庭にも広げたい人

おすすめポイント:寝る前の「三つの良かったこと」を90日続け、自己否定のループが目に見えて薄まった。翌日の集中力も上がる。

3. ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

創始者セリグマンの思想を直に辿れる一冊。刹那的な快と異なる“持続的幸福”の枠組みを示し、逆境を成長へ転化する視点を与える。レジリエンス教育や楽観性訓練の骨格も掴めるため、個人だけでなく組織導入の土台にもなる。「不快の排除」ではなく「意味と強みの積増し」で上向く感覚が腹落ちするはずだ。

  • 落ち込みが慢性化している人
  • 幸福を“習慣化”したい人
  • 教育・企業での導入を考える人

おすすめポイント:困難な時期に“意味”の再定義ワークを回したら、踏ん張りが利くようになり行動が戻った。思想が実装に直結する。

4. ネガティブを活かし、強みを引き出す 超・ポジティブ心理学

「無理に明るく」は不要。怒り・不安・悲しみなどの負の感情を抑え込まず資源化する、成熟したポジティブ心理学。感情の役割理解→意味づけ→次の一手、の三段で変える設計が具体的だ。弱さを含めた自分にOKを出せると、反動の大波が来なくなる。

  • ネガティブ感情が強い人
  • 自己否定が癖になっている人
  • 現実的な“上げ方”を知りたい人

おすすめポイント:苛立ちのトリガーを書き出し“価値の裏面”として再意味付けしたら、人間関係の摩耗が激減した。

5. ポジティブ心理学が1冊でわかる本

図解中心で、理論とワークの要点を最短で掴める。PERMA、強み(VIA)、マインドフルネス、感謝、希望、レジリエンスが一冊で整理でき、リファレンス的にも使える。ページを開くたびに「今日はこれをやる」が決まる作りがうれしい。

  • まず全体像を掴みたい人
  • 図解・ビジュアルで学びたい人
  • 研修や授業の素材を探す人

おすすめポイント:章頭の概念図をプリントしてデスクに貼るだけで、日々の軸がぶれなくなった。

6. もっと自分を知って好きになる! ポジティブ大全

自己肯定感を底上げする“整えるワーク”が満載。好き・得意・価値観・小さな達成の棚卸しで、自己認知がしっかり立ち上がる。読んで終わらず、手を動かすほど効く設計。落ち込みがちな夜に開く常備薬のような一冊だ。

  • 自己肯定感を回復したい人
  • 気分に左右されやすい人
  • 自分軸を言語化したい人

おすすめポイント:週次レビューだけで“自己否定の口癖”に気づき、言い換えが自然と回るようになった。

7. まんがでわかる 自己肯定感を高める ハーバード式ポジティブ心理学

物語×図解でエッセンスを楽に吸収。学生・新社会人・忙しい親世代にも刺さる“軽さと深さ”のバランスが絶妙だ。挫折場面で何を考え、何を言い換え、何を一歩やるかが漫画で直観できる。

  • 活字が重いと続かない人
  • 家族で一緒に学びたい人
  • 研修の導入教材を探す人

おすすめポイント:子どもと一緒に読み、家庭内の“ほめ方”が自然と増えた。空気が明るくなる。

8. すぐ始められる! ワークシートでポジティブ心理学&レジリエンス教育―幸せづくり・折れない心 24の処方箋

24枚のワークシートで、幸福・強み・感謝・希望・レジリエンスを実地で体験。教育・企業・地域の現場にそのまま持ち込める実装力が武器。1回15分でも効果が出る設計で、継続のハードルが低い。

  • 学校・研修で使いたい指導者
  • 短時間で回せるワークが欲しい人
  • チームの雰囲気を底上げしたい人

おすすめポイント:朝会で「感謝1分間スピーチ」を導入、部署の心理的安全性が目に見えて向上した。

9. イラスト版 子どものためのポジティブ心理学 自分らしさを見つけやる気を引き出す51のワーク

小中高生向けの“強み発見×やる気引き出し”ワーク集。イラスト中心で楽しく取り組めるため、家庭・学校どちらでも運用しやすい。自己肯定感を「できた」の積み重ねで底から育てる。

  • 子どもの自己肯定感を育てたい保護者・教員
  • 学級経営の雰囲気を良くしたい人
  • 発達段階に合うワークが必要な人

おすすめポイント:宿題前に“今日の小さな達成”を書かせると、着手の腰が軽くなる。家庭学習が回り出した。

10. ポジティブ心理学が教えてくれる「ほんものの幸せ」の見つけ方 ──とっておきの強みを生かす

「強み(VIA)」に光を当て、弱点克服より“強みの投資”で人生を設計する本。強み×状況のマッチング例が豊富で、実行に移しやすい。自己評価だけでなく、家族や同僚からの「強みフィードバック」を集める手順が秀逸だ。

  • 強みの言語化が進まない人
  • キャリアの軸を作りたい人
  • チームで相互に強みを活かしたい人

おすすめポイント:3人から強みを聞く“リフレクテッド・ベストセルフ”を実施、仕事の集中帯が分かり配置換えもスムーズに。

11. 折れない心のつくりかた はじめてのレジリエンスワークブック

認知・感情・身体・関係の4面から“折れにくさ”を底上げする初学者向けワーク。マイナスをゼロに戻すだけでなく、ゼロからプラスへじわっと押し上げる小技が効く。失敗後の立て直し手順が具体的で、落ち込み時間が短くなる。

  • メンタルの反動が大きい人
  • 試験・面接・発表で緊張しやすい人
  • 新入社員・配属直後のフォローに

おすすめポイント:反すうメモ→再評価→微行動1つの流れで、“次の日に引きずる”が激減した。

12. ポジティブメディア心理学入門ーメディアで「幸せ」になるための科学的アプローチ

“SNSやゲーム=悪”の固定観念を壊し、メディアのポジティブ活用を科学的に示す新領域。共感・希望・親切を増やす発信・受信の設計が学べる。創作・教育・企業の広報にも応用が利く。

  • SNS時代の幸福デザインを学びたい人
  • 教育・メディア・広報従事者
  • 親子でのデジタル利用を整えたい人

おすすめポイント:タイムライン“感謝比率”を上げるだけで、寝る前の気分が明るく安定。睡眠の質も改善した。

13. 看護のためのポジティブ心理学

患者だけでなく“支える人の幸せ”を守るための実践書。マインドフルネス、レジリエンス、コンパッションなど、ケア現場で即使える概念を看護文脈に落として解説。燃え尽きを防ぎ、ケアの質を持続させる仕組みが得られる。

  • 医療・看護・福祉従事者
  • 新人指導・チーム運営の担当者
  • セルフケアを体系化したい人

おすすめポイント:夜勤明けの“回復ルーティン”を整えたら、バーンアウト兆候が後退。患者対応の笑顔が戻った。

14. 幸福感の法則 ―4つの幸せホルモンを増やすポジティブ心理学

ドーパミン・セロトニン・オキシトシン・エンドルフィンの観点から、心身レベルの「上げ方」を具体化。呼吸・姿勢・光・食・触れ合いなど、行動の処方が豊富。メンタルの波を“体から”穏やかに整えられる。

  • ストレスで身体が固まりやすい人
  • 睡眠・食事の乱れを立て直したい人
  • 即効のセルフケアを知りたい人

おすすめポイント:朝散歩×光曝露×感謝1行で、午前中の集中帯がはっきり伸びた。

15. ポジティブ心理学コーチングの実践

強み志向・希望理論・解決志向を統合し、面談でどう聴き、どう目標を作り、どう伴走するかを具体化。単なる励ましではなく、行動デザインとしての伴走術が手に入る。教育・医療・企業のコーチングに広く応用可。

  • コーチ・カウンセラー・人事
  • 面談フレームを体系化したい人
  • ウェルビーイング指標で進捗を見たい人

おすすめポイント:面談冒頭で“良かった瞬間の具体化”を必ず置くと、クライアントのエネルギーが明らかに乗る。

16. 世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生

誰かの幸福の型をなぞるのではなく、「私の幸せ」を設計する本。価値観・強み・関係性・意味・時間の使い方を編み直すワークが効く。生き方の焦点が合い、迷いが減る。

  • 人生の優先順位を整えたい人
  • 転職・独立・進学の岐路にいる人
  • “他人のものさし”に疲れた人

おすすめポイント:価値観カード分類で選択の軸が明確化。決断のスピードと満足度が上がった。

17. ポジティブ心理学の教科書 ウェルビーイングな生き方を求めて

最新研究のレビューと理論の骨格を学べる体系書。入門書から一段上の理解へ引き上げてくれる。「個人×関係×社会」の三層でウェルビーイングを設計する視点が得られる。

  • 大学・大学院レベルで学びたい人
  • 実証研究の流れを押さえたい人
  • プログラム設計に根拠を持たせたい人

おすすめポイント:研修設計で“感情→関係→意味”の順に積むと、定着率が上がった。理論設計が効く。

18. ポジティブ・シフト 心理学が明かす幸福・健康・長寿につながる心の持ち方

悲観を現実的楽観へ“少しずらす”ための具体策が濃い。リフレーミング、解釈レベル、未来予想の書き換えなど、認知のハンドリングが洗練されている。健康・長寿の研究も横断し、ライフスパン全体で効く設計だ。

  • ネガティブ思考が染みついている人
  • 中長期の健康・生活満足度を上げたい人
  • 家族に広げたい実践を探す人

おすすめポイント:週1回の“物語リライト”で出来事の意味づけが穏やかに上方修正された。

19. 幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論

「成功したら幸せ」ではなく「幸せだから成功する」という逆転の発想を、研究と事例で裏打ち。職場導入のフレーム(感謝、親切、運動、瞑想、強みの活用)を一式で持てる。モチベ低下期の再起動スイッチとして常備しておきたい。

  • 仕事の成果と満足を同時に上げたい人
  • チームでの導入アイデアを探す人
  • 短い行動で効果を出したい人

おすすめポイント:朝礼で“感謝30秒”を導入→1か月で離職検討者の表情が和らぎ、会話量が増えた。

20. ポジティブ心理学 科学的メンタル・ウェルネス入門(講談社選書メチエ)

最新のウェルビーイング科学を、第一線研究者がやさしく解説。情動調整、自己慈悲、価値に基づく行動など、臨床・教育・産業へ渡る応用がまとまる。理論の“いま”を押さえたい人に最適。

  • 最新理論を手早くキャッチアップしたい人
  • 複数領域で応用したい指導者
  • 研究と実践の橋渡しをしたい人

おすすめポイント:自己慈悲ワークを3週間運用、自己攻撃が和らぎ意思決定が軽くなった。

関連グッズ・サービス

学びを生活に定着させるには、読書とワークを“習慣”へ落とす仕掛けが効く。

 

 

まとめ:今のあなたに合う一冊

ポジティブ心理学は、性格を変える学問ではなく、行動で「よい日」を増やす学問だ。基礎を固めたいなら『ポジティブ心理学入門』、すぐ実践するなら『実践 ポジティブ心理学』、仕事に効かせるなら『幸福優位7つの法則』、ネガティブと共存するなら『超・ポジティブ心理学』、家族や教育に広げるなら『ワークシートでポジティブ心理学&レジリエンス教育』『子どものためのポジティブ心理学』を手に取るといい。

  • 気分で選ぶなら:『もっと自分を知って好きになる! ポジティブ大全』
  • じっくり読みたいなら:『ポジティブ心理学の挑戦』
  • 短時間で回したいなら:『ポジティブ心理学が1冊でわかる本』

小さく始めて、続けて、振り返る。このループを回すだけで、幸福は確実に“上向きの習慣”へと変わる。

よくある質問(FAQ)

Q: 初心者はどれから読めばいい?

A: 全体像→行動化の順が失敗しにくい。『ポジティブ心理学入門』で地図を掴み、『実践 ポジティブ心理学』の短時間ワークから始めると続きやすい。

Q: ネガティブ思考が強く、前向きになれない。

A: 『超・ポジティブ心理学』のように、ネガティブを否定せず資源化する本から。無理に“明るく”ではなく、意味づけ→次の一手で“少し上げる”設計が現実的だ。

Q: 子ども・学校で使える教材は?

A: 『子どものためのポジティブ心理学』『ワークシートでポジティブ心理学&レジリエンス教育』が鉄板。短時間で回せ、学級の雰囲気が変わる。

Q: 仕事の成果にも効く?

A: 『幸福優位7つの法則』のとおり、幸福→成功の順がエビデンスで支持されている。感謝・親切・運動・瞑想・強み活用をチームに組み込むのが近道だ。

 

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