ディズニーのアニメ『ズートピア』で、キツネのニックは愚痴ります。小さい頃からキツネはずるい、悪いやつだって言われ続けてきたと。実際に詐欺を働いたりするので、あながち間違ってはないんですけど、それでも、そうなったのは周りの決めつけがあったか…
現実のワニは少し怖くて、ペットで飼っている人でもなければ「わいい」という言葉はでてこないでしょう。でも、絵本の世界の中に登場するワニは、とっても人間味溢れて愛くるしいんですよ。 『わにのはいた』 わにのはいた (ゆかいなゆかいなおはなし) 著・…
キツネについで、いやそれ以上にオオカミが昔話に登場するときは悪役であることが多いです。そんな決めつけられて可愛そうなオオカミという存在に焦点を当てた作品を三冊紹介します。 『オオカミ王ロボ シートン動物記』 シートン動物記「オオカミ王ロボ」 (…
家で飼っている人だけではなくて、小学校でうさぎを飼っているところは多いでしょう。うさぎと人間ってなんだか親和性も高くて本能的に可愛がってしまいますよね。そんな、うさぎさんの力を借りて、子供を本好きにしてみませんか。 『うさんごろとおばけ』 …
普通の家族ってなんだろう?実はそんなものは存在しないのかもしれません。家族ってひとつとして同じものはなく、それぞれが尊い存在なのです。そんな3者3様の家族模様を描いた作品を紹介します。 『シロクマたちのダンス』 シロクマたちのダンス 著・ウル…
様々な事情、理由があって、親元から離れて暮らさなければならない子供たちがいます。それは育児放棄や、虐待などいろいろですが、そういう環境でもたくましく育つさまは健気で頼もしいですね。そんな過酷な環境に置かれた子供たちの本を紹介しましょう。 『…
世間には速読という手法があります。人生は短く時間は限られているので、なるべく多くの本に触れたいという気持ちも分かりますがでも、考え、ゆっくりと読むという味わう読書も奥深いものです。 『100の思考実験あなたはどこまで考えられるか』 100の思考…
再婚、死別、人生には様々なシーンが訪れます。 望むと望まないとにかかわらず、環境に順応する必要もあります。 そんなときに少しでも役に立つかもしれない本をご紹介します。 『赤毛のアン』 赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫) 著・ルーシー・…
美術館にいけば、常になにか常設展というものはやっています。でも普段、そういうところに縁のない人は知り合いにチケットでももらわない限り足を運ぶことはないですよね。そんな人のために、うーんおもしろいと言わせる本を紹介します。 『ロベール・クート…
ピカチュウ、ミッキーマウス、ソニックなど。世界的に人気なキャラクターはネズミや猫である場合が多いです。 でもリアルのネズミたちって普段、何を考えて生活してるんだろう?餌をゴミ箱から漁って、子供をたくさん産んで、くらいにしか思ってないけど実は…
海外ではスポーツとの関わり方は、参加する選手とその他という単純なものではありません。もちろん日本でだってそうなのですが、より歴史があるというか深い考え方があるのです。そんなスポーツとの関わり方について書かれた本を紹介します。 『マーク・カベ…
あなたは最近、手紙って書きましたか?メールやSNS全盛の世の中、なかなかそんな機会はないって人がほとんだと思います。でもあらたまって便箋を前に相手のことを想像しながら書くっていうのもいいものですよ。そんな自分を見つめ直すことにもつながる、お手…
世間には何気なくページをめくっていたら、どんどんおもしろくなって読むのがやめられないという本があります。さあ、読もう!と気合いを入れずに手にとった本ほど、そういう傾向があるようです。そんなかっぱえびせんのような、中毒性のある本をご紹介しま…
母と娘というのは男の家族とはまた違った微妙な関係性があると言います。仲が良かったり、悪かったり、付かず離れずの関係なのだそうですね。そんな母娘の情景を描いた本をご紹介します。 『わたしのおかあさんは世界一びじん』 わたしのおかあさんは世界一…
高校生時代というのは、いろんなものに触れて感動して人間的にも一番成長する世代ですね。そんな何事も貪欲に吸収する能力をもった高校生に読んでいただきたい3冊をご紹介します。 『モンサンミッシェル 奇跡の巡礼地』 モン・サン・ミシェル:奇跡の巡礼地 …