推理小説じゃなくても読んでてドキドキする物語というジャンルがあります。一見、そうは見えないかもしれませんがこの3冊をホラー小説というくくりでまとめてみました。 『嵐が丘』 嵐が丘 (新潮文庫) 著・エミリーブロンテヨークシャーの屋敷、嵐が丘を舞…
ニュースで悲惨な事件を目にすることがありますが、 こういった人たちも何気ない人間関係のズレであったり、細かい環境の変化によるものだったのかもしれません。 今回は、そんな悲惨な状況を描いた本をご紹介します。 『ねじまき鳥クロニクル』 ねじまき鳥…
自分にはそんなドラマみたいな状況は良しにつけ悪しきにつけ起こらないよ。そう高をくくって人生を送っている人はいませんか。ここの小説に出てくる人たちもそう思ってたけどある日突然という感じだったのかもしれませんよ。 『悪人』 悪人(上) (朝日文庫) …
一見、平和に見える家庭にも内情はドロドロしていたという話はよく聞きます。 では、どうドロドロなのでしょうか。 今回は「ドロドロの家庭ドラマ」がテーマ本を紹介します[ 『重力ピエロ』 重力ピエロ (新潮文庫) 著・伊坂幸太郎穏やかで心の優しい父、元モ…
「自分はコミュ障だ。」など、自分の内向的な性格に悩むことはありませんか? でも、実際は外交的性格が良いかといったら、一概にそうとも言えない。 今回はそんなコミュ障な内向きな男の子が活躍する本を紹介します。 内向的には内向的の良さがあります。 …
今、思い出してみれば学生時代はなんであんなにバカをやったんだろう。そんなこともしばしば。今も昔もパンクなあなたに読んで欲しいおすすめ本3冊紹介。 『完全パンクマニュアル』 完全パンクマニュアル はじめてのセックス・ピストルズ デストロイ・エディ…
無性にミステリー、推理小説を読み耽りたいっていう夜があります。そう、お腹が減ってもトイレに行きたくても、ページをめくる流れを止めたくないってときが。そんな気分を味わいたいときにオススメの本を3冊紹介します。 『アヒルと鴨のコインロッカー』 …
青春時代と聞いて何を思い浮かべますか?燃えるような恋愛!スポーツに打ち込んでた!そんな華々しい時を過ごした方もいるでしょうが、そうではない人も多数います。そんな人も、たまには心ときめく経験をしているものです。 『ぼくは勉強ができない』 ぼく…
お金に糸目をつけないとしたら、あなたはどんなものが食べたいですか。普段はいかないフランス料理?中華の満漢全席?いやいや、意外とそうはならないもんですよ。心の底から欲するものって、自分の守備範囲をそんなに大きく超えないものなんですよ。そんな…
ミステリーに重要なもの…それは自分がその世界の登場人物になったような気分になれること!?今回はそんな、没入感にフォーカスを当てた極上ミステリーをご紹介します。 切り裂き魔ゴーレム 切り裂き魔ゴーレム まずはこちら『切り裂き魔ゴーレム』。 映画化…
今は淡々とした生活を送っているけど自分だって昔は燃えていた時期があるんだ。そんな内にくすぶっている感情を思い起こさせてくれる本があります。 『プレーンソング』 プレーンソング (中公文庫) 著・保坂和志つきあっていた女の子と一緒に暮らすためにア…
昔はあんなに純真だったのにいつのまに大人になるにつれ、素直さを失ってしまったなと思う瞬間って誰にでもあるものです。そんなときに昔を思い出させてくれる3冊をご紹介します。 『ぐりとぐら』 ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集) 著・…
学生時代、子供時代には小説に触れることがなかった人も大人になったからこそ良さが分かるかもしれません。そんな名作を3冊ご紹介します。 『新編 宮沢賢治詩集』 新編宮沢賢治詩集 (新潮文庫) 著・宮沢賢治宮沢賢治の生前に出版された唯一の心象スケッチで…
ある日突然、ひょんなことから無人島へ流されてしまったら。自分で望んだ冒険ならいざしらず、不慮のできごとで無人島に漂着してしまったら大変ですよね。しかし、このようなシチュエーションを想像するのはエキサイティングなことで、これまでにも無人島ネ…
皆さんは悪女というとどんなことを思い浮かべますか?菜々緒さん、妖艶な微笑、放縦な欲望、男を破滅させるファム・ファタール(運命の女)、美しくも残酷な魔性の女性たち……。こんな女性は許せないと思う人がいる反面、ちょっぴり憧れてしまうなんて人もい…