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「人間の幸せっていったいどこにあるんだろう」と考えたい人へ

人間の幸せっていったいどこにあるんだろう
日々の生活の中で忙しさにかまけて、ついつい忘れがちなテーマです。
深く感動すること、ときには涙することで思い出すこともあるものです。
そんな涙なしには読めない本を、ご紹介します。

 

『アルジャーノンに花束を』

 

アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)

著・ダニエル・キイス
大学教授がアルジャーノンと名付けられたネズミを使って知能が高くなる手術の実験をして、成功を収めます。
次は人間で実験だと抜粋されたのが精神遅滞であるチャーリーでした。物語は彼が綴る経過報告というかたちで進んでいきます。
チャーリーは徐々に知能が高くなりますが、今まで気づかなかった自分に対する周囲の扱いの理由を理解できるようになり、以前の明るさ、優しさが失われてきます。
そんなときアルジャーノンに異変が起こります。そして、それは自分にも降りかかる事実だということを彼は悟るのです。
知能が高いことが幸せなのかどうかという根源的な問いを投げかける作品です。障害者教育、授産施設で働く人には読んでおいてほしい本です。

 

『100万回生きたねこ』

 

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

著・佐野洋子
王様、どろぼう、老婆、小さな女の子、100万人もの飼い主の元で過ごし、死んではまた生き返ることを繰り返してきたねこが主人公のお話です。
誰にも心を許さない彼がたどり着いた真実の愛とはいった何なのか、感動的な結末が待っています。
誰かを愛し、人生をまっとうするという本当の意味を、子供から大人まで問いかける不朽の名作絵本です。
主人公の悲しみが痛いくらいに伝わってきます。これは、やはり小学生時代に出会えていたら幸せでしょうね。

 

『おもかげ復元師の震災絵日記』

 

おもかげ復元師の震災絵日記 (一般書)

著・笹原留依子
遺体を、生前の名残が感じられる状態に戻す、おもかげ復元師である著者は、東日本大震災、津波被害の激しかった地域におもむきます。
復元ボランティアをひたすら続けている魂の記録です。2ヶ月にわたる活動の記録が故人を描いた優しい絵と言葉によって綴られています。
涙なしには読めない絵日記というのも珍しいでしょう。
これは決して他人事なんかではないのです。愛するひとを失う悲しみは、誰もがいつかは向き合わなければならないことだからです。
何気ない日常に退屈しがちな主婦の方に読んで欲しい本です。

 

さいごに

当たり前だと思っていることも実は貴重なありがたいことなのだということに気づかせてくれる本です。
日々の生活を大切に過ごしましょう。

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