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【昆虫 子供 おすすめ本】昆虫好きな子供に読ませたい本。夏休みは虫取りだ。

昆虫採集は夏休みの定番の宿題ですね。昔は、特に男の子はやった経験があるのではないでしょうか。
そんな少年達にオススメの本を、ご紹介します。

 

『せみとりめいじん』

 

せみとりめいじん (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)

著・かみやしん


ごんちゃんは、せみとり名人です。狙いをつけ、そっと近づいて、さっとせみを採ってしまいます。小さなてっちゃんは、ごんちゃんに、せみとりを習うことにしました。
まず、せみとりようの網をつくります。小さくて、獲物がつるんとはいる網です。はりがねとビニール袋で作ります。道具ができたら、せみが好きな桜の木を探しましょう。
網は、あちこち振り回してはだめ。せみとりは、真剣勝負です!
実際に役立つ「せみとり」のこつやわざが、物語の中にうまく盛り込まれています。巻末に監修者の奥本大三郎の解説もあります。夏休み、昆虫好きのお子さんにぜひすすめたい1冊です。

『お姫さまのアリの巣たんけん』

お姫さまのアリの巣たんけん (たくさんのふしぎ傑作集)

著・秋山あゆ子
むかし、虫の好きなお姫さまがいました。ある日、お姫さまは、友だち5人とアリの行列を見ているうちに、アリのひみつが知りたくなって、巣をほってみました。
すると、穴から小さな小人がとびだしてきて、6人の頭をつえでたたきました。そのとたん、お姫さまたちは小さくなって、アリの巣へ入ることができるようになりました。アリの国は不思議なことばかり。アリたちがにおいの言葉で話したり、それぞれ役目があったり、チョウの子どもを育てたり......。
コマ割りのマンガ風な書き方で、読書になじみのない子どもでも親しめます。アリの生態の図鑑としても、読み物としても、幅広く楽しめる本です。

『天オコオロギニューヨークへ』

天才コオロギ ニューヨークへ

著・ジョージ・セルデン
チェスターには、本物の音楽の才能がありました。一度聞いた音楽は、すぐにおぼえて、演奏できます。
いい気分になると、歌わずにはいられません。音は小さくても、だれもが夢中になって聞き、やさしくしあわせな気持ちになるのでした。
チェスターは、りっぱなホールで演奏するのではありません。地下鉄の売店にある虫かごに住み、聞きては、おおぜいの通勤客でした。というのも、チェスターは小指ほどの大きさのコオロギでしたから。
田舎から偶然、ニューヨークのタイムズ・スクエア駅にやってきたコオロギのチェスタ-とねずみのタッカー、ねこのヘンリーの、友情物語です。
同時にチェスターをかわいがるマリオ少年の一家を描く、動物ファンタジーの傑作です。

 

読んでいてワクワクする本という部類がたまにあります。
昆虫を描いた物語もそんな本でしょう。
昔を思い出して、元少年の方も久しぶりに童心に返るのもいいですよ。

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