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「タイムトラベル小説好き」におすすめシリーズ本

タイムトラベル、タイムスリップ、タイムパラドックス、言い方は色々ありますが、現実の時間・空間から、過去や未来の世界に瞬間移動する事を言います。

一般的にタイムトラベルものの本はSF小説、ファンタジー系に分類されますが、私が今回、タイムトラベル小説好きの大学生、社会人の特に女子にオススメしたいシリーズ本を今回は紹介します。

 

「スキップ」「ターン」「リセット」

その本は、北村薫先生のタイムトラベル3シリーズ作品、「スキップ」「ターン」「リセット」です。

シリーズといっても、一つ一つのお話は全く繋がっていません。

登場人物もお話も重なりませんし、それぞれ独立したお話で、違った「タイムトラベル」を楽しめます。

 

スキップ (新潮文庫)

 

どの話も魅力的

全部タイムトラベルを題材にしていて、なおかつ同じ作家で、なのに、一つ一つの本がこれほどそれぞれ個性があり、魅力のあるストーリーで本当に凄いです。

お話自体は何の繋がりも無いのですが、表紙は同じイラストレーターのもので、それぞれとても素敵です。

コレクションでも三冊全部集めるのは良いですね。笑

 

特におすすめは「スキップ」

 

スキップ (新潮文庫)

スキップは17歳の女子高生が、夕方レコードを聴きながら居眠りし、目が覚めたら夫と17歳の娘のいる42歳の自分になっていたというお話です。

ショック、動揺、悲しみを抱えながらも、その姿で生きていこうと決意するまでの葛藤は涙が無くしては読めませんでした。産んだ記憶は無いけれど聡明な自分の娘と、そして結婚した記憶は無いけど自分の夫、その二人が中身は17歳で見た目が42歳になった主人公の真理子さんを必死で支える姿もまた涙、涙です。

真理子さんは現在に戻れたのか?それは読んでからのお楽しみです。

 

「ターン」と「リセット」について

ターン (新潮文庫)

リセット (新潮文庫)

ターンはもうちょっとドキドキで凄く怖いお話です。このお話は自分以外誰もいない世界で、永遠に今日が続くお話です。

でも、そこで、何と犯罪者に出くわしてしまうサスペンスものです。最後のリセットは戦前・戦後が舞台の、恋の物語です。これも本当に良いお話です。

各々は独立したお話ですが、ぜひ、三作続けて読んで欲しい、その価値がある物語たちです。

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