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「自民党政権がなぜ長いのか」が分かるおすすめ本3選

戦後、ほとんどの時期で政権を握り続ける自民党。安倍政権も気付けば「超長期政権」になりつつあります。その強さの秘密学ぶためにオススメの本を紹介いたします。

「なんで自民党は政権を握り続けられるのか。強いのか。」これが分かるおすすめの3冊になります。

「歴史劇画 大宰相」

 

歴史劇画 大宰相 第一巻 吉田茂の闘争

まず、「歴史劇画 大宰相」全10巻。「10巻も読めない」という方も安心。実はゴルゴ13でおなじみのさいとう・たかをが、政治記者戸川猪佐武の原作で描いた劇画ですので、すらすら読めます。

内容は自民党の創設期から中曽根政権の時代までの権力闘争を描いた作品です。経済成長からバブル直前の間の、自民党の裏側を描くことで権力が「つくられる」生々しい実態と、時代を超えて与党であり続けた自民党の強さを知ることができます。
これから政治を学ぶ人だけでなく、大学生、社会人の方も、今の政治を理解するための基本的な知識を得ることができますよ。

 

「小泉純一郎の軍師 飯島勲」

 

小泉純一郎の軍師飯島勲 (祥伝社文庫 お 4-10)

自民党と言えばもう一冊。大下英治「小泉純一郎の軍師 飯島勲」。小泉政権を支えた飯島勲秘書への取材により書かれたノンフィクションです。政治を劇場化させて国民を絶えず政治へと引き込んだ小泉の手腕と、それを陰で支えたチーム小泉の活動が詳細に書かれています。北朝鮮訪朝、郵政選挙での刺客擁立等、記憶に新しい出来事の裏側を知ることができます。
これは先に紹介した「大宰相」でも共通しますが、自民党の強さとはこういう「変人」と言われた政治家も首相になれるという多様性があることに、秘密があるのかもしれません。皆さんはどう読まれるでしょうか。

 

「官僚たちの夏」

官僚たちの夏 (新潮文庫)

次に城山三郎の「官僚たちの夏」をオススメします。これは、政治ではなく権力を担うもう一端の行政の実態について書かれたノンフィクションです。通産省に実際にいた官僚をモデルとして描かれた作品です。人事をめぐる様々な攻防と権力闘争。キャリアとノンキャリアの差別、ポストをめぐる工作や思惑。新聞やテレビでは、いわゆる「役人たち」のこういった人事について結果は報道されることはありますが、実際にどうやって決まっているかについては、なかなかうかがい知ることはできません。

エリートたちが繰り広げる面白いドラマで、読み物としても楽しめます。同時に、行政学を学ぶ人たちにとっては、貴重な記録でもあります。

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