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【雑談力 本 おすすめ】社会人に必要な「雑談力」を鍛えるための本

楽しかった学生生活も終わり社会人になってくると、それまで以上に要求される能力があります。それが、円滑なコミュニケーションをするための「雑談力」です。
「あれ、話が途切れてしまった。気まずいぞ…」「商談入りしたいが、どんな話から入れば場が和むだろう…」
仕事の遂行能力もさることながら、人とのコミュニケーションが評価の対象になるこの時代。
雑談が苦手な人も無理なくその場所にいられるような「雑談力」を手に入れられる本をご紹介します。

 

【超一流の雑談力】

超一流の雑談力

安田正
雑談とは、どうでも良いことを面白おかしく話すことではない。
そんな雑談の定義から入るのが本書。雑談、という言葉からイメージできるのは確かに
そんな、喫煙所で一笑い生むための話術のように思えるかもしれません。
しかし、本書ではそのようなイメージを真っ向から否定し、「あらゆる人間関係の入り口」と捉え、非常に重要なテクニックとして、数多くの実践例を取り上げています。
・会話にリズムを出す方法
・聴きやすい音の高さ
・使えるフレーズ
など実例を交えた解説が盛りだくさん。
全223Pの中にはあなたがすぐに使えるテクニックが必ずあるはずです。

 

【超一流の雑談力「超・実践編」】

超一流の雑談力「超・実践編」

安田正
「超一流の雑談力」の続編本。
前回の「超一流の雑談力」がベストセラーとなり、多くの人の目に触れたことで、読者や企業から「もっとこの内容を載せて欲しい」という声を受けたことで発売された本です。
もちろん見所はたくさんあるのですが、ぜひとも読んで欲しい、オススメしたいパートが「話のオチ」と「タイプ診断」。
迂闊に雑談し始めたはいいが、着地点が見えない…そんな絶望から救ってくれるヒーローが「オチ」です。そういう危険なシチュエーションに遭遇したら本書の「話にオチをつける二つの方法」を思い出してください。
きっとお値段以上の価値を感じずにはいられないでしょう。
また、雑談を「人間関係の入り口」とすると、たとえキライな人でもある程度の関係を築かなくてはいけない、というシーンが社会人ならずとも、例えば大学生や高校生にもあるはずです。
そのとき、どうすれば円滑に進むか。
簡単な質問で人間を5パターンに分け、それそれに有効な雑談方法があるのです。なぜかこの人と雑談が続かないな…という悩みを、この分類法は腑に落としてくれるので、まだ気づいていない方には一読の価値はあるんじゃないかと思います。

 

【超一流の相手にしゃべらせる雑談術】

超一流の相手にしゃべらせる雑談術

渡瀬謙
この渡瀬謙という方は元リクルートのトップセールスマン。元口下手で対人コミュニケーションが苦手だったという方です。
その彼が営業でトップの成績を残せるようになった方法を紹介しているのが本書。
その方法こそ、タイトルにある通り、相手に「しゃべらせる」技術。技術と言っても中身はそう難しい内容ではありません。芸人さんがネタを持っているようにある程度準備できることがあることだとか、天気の話はするな、だとか、リアクションの仕方など本当に気軽のできることです。
雑談の準備が手軽にできる。
事前の準備が大切、とはよく言われることですが、本書は改めてそのようなことを気づかせてくれる、素晴らしい本でした。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。
「雑談を学ぶなんて…?」と思っている方もいるかも知れませんが、ものごとは肝心な事ほど目に見えない部分で作られているものです。
ゴルフなどのスポーツと違って、雑談のトレーニングの場所はほとんど無限。学んでみればきっと、苦手な雑談の時間は一転、成果を試せる「楽しい時間」になるはずです。

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