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一度は読んでおきたい「坂の上の雲」

大学生や社会人だけでなくすべての日本人におすすめする本は「坂の上の雲」です。全部で8冊もあるので、その存在を知っていても、知人におすすめされていても中々手に取らなかった本ではあります。

でも一度は読んでおきたいと思って実は昨年やっと長年読もうと思っていた「坂の上の雲」を読破しました。

「坂の上の雲」

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

日本人であるなら日露戦争がどんなものであったかを実際に知る手がかりになるので、一度は読んでおくべきと思いました。

時間がある大学生(忙しいかもしれませんが)社会人にも強くおすすめします。司馬遼太郎さんが10年かけて書き上げたというのも納得出来るような作品で、司馬さんが色々な書簡をもとによく調べ上げて書いたと驚嘆します。

 

どんな本か

物語は日本騎兵を育成し、中国大陸でロシアのコサック騎兵と死闘をくりひろげた秋山好古と東郷平八郎の参謀として作戦を立案し、日本海海戦でバルチック艦隊を破った秋山真之と病床で筆をとり続け、近代俳諧の基礎を築いた正岡子規・・三人を中心に、維新を経て近代国家の仲間入りをしたばかりの「明治日本」と、その明治という時代を生きた人達を描く作品です。

 

ここがおすすめ

私が個人的に好きなのは正岡子規です。国語で習った時には正岡子規の弱弱しい姿の写真と病弱ということしか知らなかったので、正岡子規がかなり天真爛漫な性格で社交的だったことを知れて良かったです。

病弱ではあったものの作品に対する情熱も並大抵ではないということもよく理解出来ました。

秋山好古と秋山真之という存在を実は知らなかったので、こんな優秀な日本人がいるのだとびっくりしました。また彼ら二人だけではなくこの時代は優秀な人材が豊富でその人達のお蔭で日本は今の日本なのだと思います。日露戦争で負けていれば、今の日本という形は変わっていたかもしれません。北海道はもしかして日本ではなくロシアだったかもしれない・・と思うと歴史で習うだけでは日露戦争とはどのようなものだったのか詳細がわからないので,是非この本を読んでみることをおすすめします。

 

あとがきもおすすめ

あとがきも素晴らしいのです。司馬遼太郎さんの作品への情熱も感じられます。ドラマは見ていないのですが、機会があったら観たいと思います。私自身が読み始めるのに時間がかかり、また読み始めてからも読破するまでに実はかなり苦戦しました。そんな私でもやはり一度は読んでおくべき本の一つとしておすすめします。

あとがきより。

「このながい物語は、その日本史上類のない幸福な楽天家たちの物語である。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶(いちだ)の白い雲がかがやいているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。」

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)

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