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当事者ならでは緊迫ルポルタージュが書かれたおすすめ本

現場の当事者らでないと書けない生々しいオススメのルポ

 

『北朝鮮 核の資金源―「国連捜査」秘録―』

北朝鮮 核の資金源:「国連捜査」秘録

まずオススメなのが古川勝久さんによる本『北朝鮮 核の資金源―「国連捜査」秘録―』。古川さんは国連安全保障理事会・北朝鮮制裁委員会(1718委員会)専門家パネル元委員で国連による北朝鮮への制裁決議がきちんと履行されているか最前線で捜査してきました。北朝鮮の制裁逃れがどのように行われ、果たして協力しているのは誰かなど生々しい情報が書かれています。

外務省は2018年1月24日、国連安全保障理事会の制裁対象になっている北朝鮮船籍のタンカーと、ドミニカ船籍のタンカーが、東シナ海の公海上で接触しているのを確認したと発表しました。このようなことは他でも起きている模様。このほかロイター通信は北朝鮮からロシアに流れた石炭が日本国内に入ったと報道しています。日本にも協力者が存在しているのか。

その緊迫した内容はまるで小説を読んでいるかのようでドキドキしながら読み進められます。国際関係、安全保障、テロ対策、大量破壊兵器拡散、危機管理の専門家である古川さんならではの鋭い視点と貴重な経験による本書は社会人にも大学生にもオススメです。

 

「幻の黒船カレーを追え」

幻の黒船カレーを追え

現場の当事者でないと書けないオススメルポのもう一冊は「幻の黒船カレーを追え」。

カレー研究家でAIR SPICE代表の水野 仁輔さんの著書です。かつてイギリスから伝わってきたといわれる日本のカレー。しかしイギリス海軍から学んだという説や、明治初期に黒船に乗って渡ってきたという説など諸説ありはっきりしません。著者はこのカレーのルーツの謎に迫るために会社を辞め、妻や3人の子供らを残して国内の港だけではなく、ロンドンやアイルランドなどとことん追求する旅にでます。まるで推理小説を読み解くようなこの本。

結末はぜひ手にとって読んでください。ひとつのことに情熱を傾ける筆者の追及に、ドキドキハラハラさせられます。あとおなかがすいてきます。

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