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【サイコパス おすすめ 本】サイコパスサスペンスおすすめ小説3選

1)キングダム

キングダム

新野 剛志 (著)
武蔵野連合 真嶋貴史を主人公に息つく暇もなく展開されていくバイオレンスサスペンスです。

ストーリー展開もさることながら、実話に基づいているとしか考えられない内容も惹かれる要素の一つです。この物語には様々な職種、階層に関わる人物が多数描かれており、社会人から大学生に至るまで幅広い層におすすめできる本です。モデルやタレントのような華やかな世界から振り込め詐欺グループ、暴力団、芸能人、フリーター、刑事、会社員、色んな絆が面白く絡みあっていきます。

「俺のほうが上だ」壊せ奪え。東京をー。俺の居場所を。男は強者なのか、愚者なのか。異形なる魅力に溺れるエンターテイメント大傑作。私はこの本を読んだ後は今まで感じたことのない感情とエネルギーを感じました。

 

2)寂しい丘で狩りをする

寂しい丘で狩りをする (講談社文庫)

辻原 登(著)
あの男が追いかけてくる。どこまでも。

息もつけない展開で描かれる、戦慄のクライム・サスペンス!レイプ殺人犯との息迫る攻防戦。著名な作者の人物像を描く作品としては一つの完成形を迎えた作品ではないかと思います。それぞれにどこか陰を持つ登場人物達が交互に描かれながら混じり合い、まるで予期せぬクライマックスへと急展開で向かっていきます。

まるで時間を忘れるようにあっという間に読み終わること間違いないと思います。特に女性にとってはとても参考になる要素も多く、強く生きていく自信に繋がる本だと思います。また、男性にとっても様々な分野において考えさせられる点も多く、特に気付きが多い読書になると思います。

 

3)神の子 上下巻

神の子(上) (光文社文庫)

薬丸 岳(著)
天才的頭脳と、絶望的な孤独。

授けられたのはそれだけだった。生まれてこなければ良かったからはじまる主人公の壮絶で奇特なストーリーは最初から最後まで筆舌に尽くせない宿命を感じさせられます。戸籍をもたない幼少期、自分の名前すら知らずに青年期を迎えた主人公の今とこれからを描く展開は読者の想像をはるかに超えて意外な展開の後、究極とさえ思えるエンディングを迎えます。まさにサイコパスストーリーです。

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