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【フクロウ かわいい 本】森の哲学者フクロウについて書かれた本まとめ。ふくろう好きにおすすめ。

鳥を飼っている人は分かると思いますが、ずっと顔を眺めていても飽きないですよね。
目や首をキョロキョロ動かして、いったい何を考えているんだろうと思ってしまいます。
そんな鳥の生態、フクロウの生態について書かれた本をご紹介します。

『ふくろうくん』

 

ふくろうくん (ミセスこどもの本)

著・アーノルド・ローベル
ふくろうくんの家には、1階と2階があります。ふくろうくんは、2階のベッドの部屋にいたり、1階の茶の間にいます。1階にいると、ふくろうくんは、2階が気になります。2階にいると、1階が気になります。
あるとき、いっぺんに、2階と1階にいられるやりかたがあるはずだぞと、考えました。そこで、びゅうびゅうすごい速さで、階段をあがったりおりたりしました。
いっぺんに、1階と2階にいるなんて、ほんとうにできるのかしら?
本人は大まじめだが、とぼけた言動で笑いを誘う、ふくろうくんの独特の個性が光る物語です。どれからでも読める短い5話を収録しています。

『鳥の巣の本』

鳥の巣の本 (絵本図鑑シリーズ)

著・鈴木まもる
世界には約9300種の鳥がいるといわれています。大きい鳥、小さい鳥、足が長いの、尾が長いのなど、形もいろいろです。
そして、鳥たちが住んでいる鳥の巣も、さまざまなかたちをしています。高いがけや木の上、やぶの中、石垣の隙間など、巣をつくる場所も、それぞれです。
木のえだ、葉、つる、コケ、動物の毛など、材料もいろいろです。この本には、メジロ、キジバト、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、ツバメ、カルガモなど、たくさんの鳥の巣の絵が載っています。
著者は、山で鳥の巣を見つけたことをきっかけに鳥の巣の収集を始め、1998年に「鳥の巣展覧会」を開催します。現在は、画家としての仕事をしながら鳥の巣の研究をしているそうです。

『フクロウ物語』

フクロウ物語 (福音館文庫 ノンフィクション)

著・モーリー・バケット
ぼくの両親は、イギリスのランカシャー地方で野生動物リハビリセンターをひらいています。病気になったりけがをした鳥やどうや動物のめんどうをみたり、親のいないヒナを育てて自然に帰す仕事をするところです。
はじめてモリフクロウのヒナがやってきたとき、ふわふわの小さな雪だるまみたいなすがたに、ぼくは夢中になりました。フクロウといっしょに暮らすのは、楽しいことがいっぱい。
でも、びっくりするような事件もたくさんおこります。
フクロウの生態がよくわかる、飼育記のような体裁の楽しい読みものです。人間の暮らしと野生の本能との衝突は興味深いですね。
字が小さいが、ユーモラスな挿絵がふんだんに入り、気楽に読める一冊です。

 

やはり森の哲学者と言われるだけあって、思索にふける顔はネコと良い勝負ですね。
鳥を飼ってない人も、公演の鳩を観察したり、カラスをよく見てみるとおもしろい発見がありますよ。

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