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読書はみんなのサプリ

男子大学生におすすめ。彼女が欲しい時に読んで欲しい本3選

大学生になれば自動的にとは言わないまでも彼女ができるだろう。
そして華やかなキャンパスライフが送れるのか〜
そう淡い期待を抱いて入学したものの一向に女っ気ができる気配はなし。
どうしたらいいんだろう?そんな男子大学生の諸君、いい本があるよ。

 

『すべてはモテるためである』

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

著・二村ヒトシ
モテないのは気持ち悪いからというストレートで強烈な答えを読者に投げかけ、事の本質に迫るモテるためのマニュアルブックです。
どんなふうにモテたいのか、どんなふうにモテないのか、という分析から始まり、恋愛する前に何とかしておいた方が良いことを学んでおこうとアドバイスしています。
エッチなお店で実践練習をすることもオススメしている変わり種の本です。果たして恋愛方法を身に着け、気持ち悪くないモテ男になれるのでしょうか。
1998年に出版し大幅加筆修正の上2012年に復刊されました。
東京大学名誉教授で社会学者の上野千鶴子も推薦する異色の本です。
普通に生きているとモテない理由、振られた理由をここまではっきりと言ってくれる人はそうそういません。
そういう意味で自分を客観視できる良書と言えます。なかなか彼女ができないと嘆いている大学生にオススメの本です。

 

『太陽の塔』

太陽の塔 (新潮文庫)

著・森見登美彦
女性にまったく縁のない大学生活を送っていた私に、大学3回生の時水尾さんという恋人ができます。
でも残念ながら振られてしまいます。未練はないと言いながらも私は水尾さん研究と称した調査を開始しますそ。そのレポートはなんと240枚になります。
そしてクリスマスにある騒動が起こるのです。
主人公が非モテのストーカーなのに楽しい小説です。世界にはアホな男しかいないという事実を知り、心が少し軽くなるでしょう。
モテないなーと思っている大学生にオススメの本です。

 

『デッドエンドの思い出』

デッドエンドの思い出 (文春文庫)

著・よしもとばなな
婚約者に振られるという絶望の淵から、幸せそうな夫婦の幽霊を見た大学生の男女の出会いと別れ、そして再会を描いた幽霊の物語です。
毒入りカレーを食べてしまい死にかけた女性のその後を描いたお母さんなど前5篇が収録された短編集です。
別れが前を向く力になることもあると教えてくれる大切な本です。
人生をハッピーエンドばかりではなくて、そうではなかったときを描いているのがいいですね。この本から自然の流れに身を任せる勇気をもらえます。

 

男女の恋愛というのは、思っているほど大変なことではないんです。
ただそれを大変と思えば壁が大きくなり、慣れだと思えば歯を磨くのと同じくらい何でもないことになるのですよ。

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