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【きらきらひかる 小説】江國香織「きらきらひかる」はおススメです!

江國さんとの出会いは、中学生の頃にまで遡ります。

江國さんが、児童文学を書かれていた頃で、初めて、大人向けの小説を書かれたということを、知り、書店に買いに行きました。

 

「きらきらひかる」

きらきらひかる (新潮文庫)

「きらきらひかる」は衝撃でした。美しい恋愛小説です。映画化も、薬師丸ひろ子さん、豊川悦司さん、筒井道隆さんでされました。こちらは、原作とは少し、雰囲気が違いますが、映画も鮮烈でした。

こんな、美しい恋愛小説があるのか、と江國さんについて思ったのですが、その後は、次々と、恋愛小説を江國さんは発表され、江國さんの本で、おすすめの恋愛小説は数あれど、江國さんの恋愛小説は、知られているので、今回は、違う作家の恋愛小説もおすすめしてみたいと思います。

 

「人のセックスを笑うな」

人のセックスを笑うな (河出文庫)

 私が大学院生の頃に、映画化された作品で、山崎ナオコーラさんの「人のセックスを笑うな」です。原作もよいですが、映画は、当時、永作博美さんと松山ケンイチさん主演で、話題になりました。大学生の頃は、「大学の間は映画をとにかく、映画館で観よう」と水曜日はレディースデーで当時は、1000円で観られていたので、水曜日には、講義を入れず、週の半ばを休みにし、映画ばかり観ました。

「人のセックスを笑うな」は、確か、大学院を出る頃、院の口頭試問が終わった夜に一人で観に行ったように記憶しています。

 社会人になると、自由な時間がなかなか持てず、映画も、観ようと思っているうちに、上映期間が終わってしまっていたり、確実に、映画も本も、学生のころのようには時間が割けません。

 

「キッチン」

キッチン (角川文庫)

 最後になりましたが、恋愛小説といえば、やっぱり、吉本ばななさん。「キッチン」「白河夜船」など、中学生の頃、夢中で読みました。吉本ばななさんが、年を重ねられてから書かれる、恋愛小説も、昔と違って素敵です。ちなみに、前述の、山崎ナオコーラさんの、エッセイの連載が、新聞にありましたが、とてもよかったし、吉本ばななさんも、エッセイもよいです。

 小説が面白い人は、エッセイも面白い。江國香織さん、山崎ナオコーラさん、吉本ばななさんと、べたかもしれませんが、王道をおすすめさせていただきました。

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