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人間は欲深い。清濁合わせて人間だということが分かる本3選

良くも悪くも人間って欲の塊なんですね。
食欲、性欲、名誉欲、でもそれは決して悪いことではないんですが
度を過ぎると大変なことになりますね。そんな3冊を用意しました。

 

『罪と罰』

 

罪と罰 (漫F画太郎) コミック 全4巻完結セット (バンチコミックス)

著・漫 F 画太郎
ロシアの作家ドストエフスキーの代表作、罪と罰をモチーフにギャグ漫画家マン F 画太郎が新たに世界観を築き上げた漫画版罪と罰。
主人公は最後の目標である質屋の老婆殺害を実行することができるのでしょうか。
世界的傑作文学にギャグ漫画家が挑む究極の問題作といえるでしょう。
結末ではなく表紙の絵で完全に騙されると思います。原作があまりにも有名で信者も多いのでどうなるかと思ったのですが
そこはやっぱり画太郎さん、いつもと何ら変わらないので安心しました。

罪と罰 1 (BUNCH COMICS)

 

『日本のセックス』

日本のセックス (双葉文庫)

著・樋口毅宏
性に貪欲でマニアックな思考の持ち主である夫婦の物語です。前半の過激な暴力性描写と後半の性的要素が一切ない法廷とのギャップに驚かされます。
怒涛の如く駆け抜けるストーリーの最後にたどり着く愛、何度もひっくり返る結末も注文注目です。
前半の過激な描写とと後半はまったく違った展開にドキドキさせられるでしょう。とにかく面白くてびっくりイラストもびっくりさせられます。
前半で拒否反応示す人もいるかもしれません、でも是非最後まで読んでください。するとその必然性がわかります。

 

『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)

著・石井好子
戦後ほどなくしてパリに渡ったシャンソン歌手石井好子が綴る料理エッセイ集です。下宿先のマダムが料理してくれたバターたっぷりのオムレツ
レビューの仲間と食べた熱々のグラティネなど食いしん坊で料理研究にも熱心だったという彼女の文章からは料理の美味しさへの雰囲気までもが伝わってきます。
1963年の出版当時日本では手に入れづらかった食材や珍しい調理法についての記述もあり、多くの人々の支持を受け、半世紀を経た今もなお読み継がれている名作で、日本エッセイストクラブ賞の受賞作です。
料理エッセイストなら絶対この人と呼べる人でしょう。バターをバタと呼ぶところがいいですね。

 

とことん自分の欲を追求するということはいいことなんですが
でも犯罪はいけません。

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