ほんのむし

読書はみんなのサプリ

子供が成長過程で不安や悩みが生まれたときに

子供が成長していくなかで、どうしてこうなんだろうって悩むことはたくさんあります。
そんなときに周りの人に相談することで解決することもありますが
本が、その役割を担ってくれることもあるのです。
そんな相談者になってくれる本を紹介します。

 

『思いつき大百科事典』

思いつき大百科辞典 BOOKS POOKA

著・100%オレンジ
思いつきで浮かんだ言葉をイラストと一緒に五十音順で紹介している絵辞典です。
ページ一面にビッシリと描かれたイラストと言葉の中には困ったサラリーマンのオマエや、太った兄弟のエイヨウマンテン、2人の男女が手を上げてノリノリ、怒ったおじさんのケシカランなど
名詞動詞接続詞など関係なくごちゃまぜになっています。時々ぷっと吹き出しながら親子で楽しめる遊び心いっぱいの本です。

 

『アンジュール』

アンジュール―ある犬の物語

著・ガブリエルバンサン
場面は走行する車の窓から一匹の犬が投げ出されるところから始まります。
物語はすべて鉛筆で描かれた50を超えるデッサンのみで表現され、そこに言葉はありません。
人間に裏切られ守ってくれる人もいないとぼとぼと街をさまよう犬の孤独がその表情や空気感から痛いほど伝わってきます。
最後の1ページをめくった後もさらに自分なりの物語をたどっていきたくなるような心に深い足跡を残してくれる本です

 

『おおきくなるっていうことは』

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)

著・中川ひろたか
おおきくなるって言うことはどういうことなのでしょうか。洋服が小さくなったり新しい歯が生えてきたり、あんまり泣かないことだったり。
共感できる優しい言葉で一つ一つ紹介していく絵本です。あったかい気持ちになれる本です。
幼稚園を卒園する時に先生が子どもたちに読んでいるのを聞いて涙が出ました。小さなお子さんをお持ちのお母さんにぜひ読んで欲しい本です。

 

現代では手軽さからネットに答えを求める子も多いでしょうが
体系的な知識でどっしりと受け止めてくれるのはやはり本の領分ですね。
人生に迷ったときの社会人が読んでも得るものが多いオススメの本です。

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