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理想と現実のギャップに悩む人へ、おすすめ本3選

こうあらねばいけない、人間とはかくあるべきだと先人たちはアドバイスしてくれます。
でも、決して理想通りにはいかないのが人間というものです。
そんな理想と現実を描いた対照的な小説をご紹介します。

 

『飛ぶ教室』

飛ぶ教室 (岩波少年文庫)

著・エーリッヒケストナー
クリスマスシーズンドイツの寄宿学校で様々な事件が起こり、それらをボクサー志望、秀才、臆病者、詩人などユニークな学校の生徒達が次々と解決していきます。
事件を通して友情や正義、知恵と勇気が感じられる物語です。世界30カ国以上で翻訳出版されているベストセラーの児童文学小説です。
子供向けですけど大人が読んでも面白いですよ。作者が子供達に伝えたいメッセージはちょっと難しいところもありますが、そこに著者の誠実さが伺えます。
是非小学生、中学生に読んでほしい本です

 

『新興宗教オモイデ教』

新興宗教オモイデ教 (角川文庫)

著・大槻ケンヂ
主人公が恋心を抱いていたクラスメイトのなつみさんが新興宗教オモイデ教の信者になって再び彼の前に現れます。
主人公はなつみさんに案内されてオモイデ教に足を踏み入れるも、そこは邪魔な人間を抹殺するメグマ祈呪術を行う恐るべき団体でした。
主人公の運命はどうなるでしょう。大槻ケンヂは独特な世界観を持った面白い人だなと思っていましたけど、小説もこんなに面白いとは驚きました。
小細工のないまっすぐな小説なので、読みやすくわかりやすいです直球で心に響いてくるでしょう。

 

『火車』

火車 (新潮文庫)

著・宮部みゆき
休職中の刑事本間俊介はなくなった妻の親戚である栗坂和也から彼の婚約車である関根彰子を探してほしいと依頼されます。彰子は信用情報機関のブラックリストに載っており、自己破産をしていたことが婚約車にバレてしまったことで突然姿をくらませたのです。
彼女を調べていくにつれ明らかになっていく嘘で固められた過去の数々。一体彼女は何者なのだろう。どうして身を隠さなければならなかったのだろうか。
クレジットカードや自己破産など社会問題にも言及したミステリー史に残る傑作です。自分の固定観念をきっと覆される小説でしょう。
ただのミステリー小説とは一線を画する作品です。

 

生来の性格も影響するのかもしれませんが、置かれた状況によって人は変わるものです。
それをどう活かすか、大きな意味で言うと人生をどう生きるかというのは
個々の判断にかかってくるのです。

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