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【ゲーム業界 本 おすすめ】ゲーム会社に就職する人には絶対読んで欲しい!おすすめ本3選

『ニンテンドー・イン・アメリカ 世界を制した驚異の想像力』

 

ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力

ジェフ・ライアン

 三代目社長にして現在の任天堂を作った山内溥、「枯れた技術の水平思考」という任天堂の思想を作った技術者横井軍平、ドンキーコングやマリオの生みの親宮本茂、山内の娘婿で米国任天堂社長として国際化の要、荒川實など魅力的な登場人物が名前を連ねています。

本書はドキュメンタリーなのですが、小説として読むこともできます。
 あたかもゲームの主人公が画面の中で空を飛ぶようなスピード感で、物語が進行していきます。翻訳も素晴らしいし、本書はビジネスケースとしても読むことができるのです。ゲーム関係者のみならず、社会人とりわけエンターテイメント関係者にとっておすすめの一冊です。


『ゲームの流儀ゲームクリエイターロングインタビュー集』

ゲームの流儀

岩谷徹

  インタビューの一人目は「パックマン」を作った岩谷さん、また「ゼビウス」「ドルアーガの塔」を作った遠藤さんなど、この本に書かれている人たちがまるで放課後の部活動のように一生懸命にゲームを作った人たちの話です。また同時に、ゲーム産業が大きくなっていった時代の歴史の話でもあります。
 日本から世界に進出した数少ない業界である、ゲーム業界を支えた人達はどのような人達だったのか。プレイステーションが作られた時のインタビューなどを読むと、いかに小さな規模で始まったか、不安要素だらけだったか分かります。これから社会に出てベンチャーを目指す大学生にはぜひ読んでおいてほしい一冊です。


『遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継』

遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継

(株)モバイル&ゲームスタジオ

 著者の遠藤雅伸氏は、著名なゲームクリエイターです。本書は好評を博した彼のゲームデザイン集中講義録なのです。

演習を終えた講義はエンターテイメント性も高く、ゲームに加えコンテンツ制作全般に通じる気づきが得られることでしょう。読んで楽しい講義本です。 しかしこの本の一番大事なとこは、ゲームというのは革新性というのが代名詞になっていますが、古今東西おもしろいからくりやレトリックには、ある種の普遍性があることに気づかせてくれた点でしょう。その種明かしや因数分解をしてみると、用いられている要素は案外共通しているのかもしれません。そういうことに気づかせてくれるオススメの本です 。

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